2005年12月31日(Sat)~2006年1月1日(Sun) ●●●New Year Celebration at Marina Area●●● |
City Hall(シティーホール)エリアの東側にある「Nicoll Highway(ニコル・ハイウェイ)」から東の「Marina Area(マリーナ・ベイ)」に面する一角には、大型のショッピングセンター、高級ホテルが集まっています。 |
写真※左下(海に浮かぶ 口から水を吐き出すマーライオン見えますか?) |
すぐ北西には企業のビルが立ち並ぶシンガポールの金融の要「Raffles Place(ラッフルズ・プレイス)」駅の周辺に広がるビジネス街が、
また、南西に歩いて10分でマーライオンの像があるMerlion Park(マーライオン・パーク)へたどり着きます。
2006年の年越しは、マリーナエリアの海沿いで打ち上げられた、祝いの花火を見ながら新年を迎えました。カウントダウンの「ゼロ~ッ!!」と同時に華やかにスタートする花火を、ベイエリアに向かい歩く足を止め、観賞しました。
付近には各国の若者がどこからともなく集い、新年を祝っています。
ヨーロッパ、アメリカ、中国、韓国、日本、オーストラリア、インド、タイ、インドネシア、等など、
シンガポールらしく様々な国の人々が一体となりお祭り騒ぎで年越しの夜を楽しみます。
口笛がどこからともなく響き渡り、歌を歌うグループ、お酒が入り盛り上がっているグループ、みんなとにかくテンションが高いです!! |
(写真 バスで町を巡り祝福するバスが人が歩くほどのスピードでゆっくりと通ります。) |
ここで、目に留まったのが、「雪のスプレー」、粉雪が勢いよく噴出すスプレー缶で簡易の雪を降らせます。
若者たちは路上で、声をあげそれぞれ握り締めた「雪のスプレー」で、友達同士で「雪のかけっこ(掛け合い)」をします。
時に、通りかかりの人とも混じって遊んでいる姿が見うけられます。
常夏のシンガポールではクリスマスも年越しも‘夏!’。そこで雪を降らせて少しでも冬の気分を味わいます。
この「雪のスプレー」缶の大きさは高さ25cm程のヘアースプレーくらい、ノズルの頭を押すと、真っ白なパウダースノーが噴出します。80年代に、カラフルなの柔らかい糸が飛び出すスプレーが流行りましたが、この「雪のスプレー」と楽しみ方も手軽さも良く似ていました。
若者も子供も混じって「キャッキャッ」言って、真夏の夜に「雪」を楽しみます。 |
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マリーナエリアの海には、数千もの浮遊するオブジェが浮かべられています。
このオブジェは時間ごとに赤やオレンジ、水色、グリーンなどに一斉に光ります。
海の水面に明かりを灯し、集う人々の目を楽しませています。
夜空にはレイザー光線が輝き、エスプラネード・シアターズ・オン・ザ・ベイ(Esplanade Theaters on the Bay (写真の巨大ドーム))の照明も夜景に溶け込でいます。
海沿いを歩くと、生バンドの演奏や、時折聞こえてくカフェやクラブの店内から漏れる低音を響かせたPopソングなど・・・、
シンガポールの町全体が賑やかに、新しい年の到来を祝っているのを感じます。
尚、この時期のシンガポールはショッピング街のOrchred (Rd.)(オーチャード(・ロード))の6斜線程ある道路の大通りには、
およそ20mおきに真っ赤な巨大ゲートが掲げられます。それぞれのゲートには大きな「リボン」や、「プレゼントボックス」、「月」、「星」などの形をした電飾のオブジェが、原色に輝きます。
オーチャードロードのライトアップとデコレーションは毎年12月~2月の旧正月頃まで見られます。
日本の年越しのカウントダウンと、シンガポールの街の盛り上がりはとても似ていました。
ベイエリアで過ごす2006年の年明けは、さまざまな電光で輝いた海沿いの景色が思い出に残りそうです。
おしゃれな海沿いから町のビルへと繋がる風景が神戸港の夜景にも似ていて、神戸で生まれ育った私をより一層リラックスさせてくれた気がします。
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