Wednesday, August 12, 2009, 11:06 - イベント
“今日からお盆休み。”“今日までお仕事。”という声が友人からも聞かれます。
大人の皆さんの夏休みも、やってきました!
大自然に触れたり、海・山・田舎で過ごすと大変リフレッシュできます。
さて、今年も、天体観測のおいしい、時期がやってきます!笑
三大流星群の1ツ、「ペルセウス座流星群」って聞いたことありますか???
毎年8月12日前後に観測のピークを迎え、最も観測しやすい流星群とも言われています。
そのペルセウス座流星群が、いよいよ明日(8月13日)の未明には、観測には一番の時間を迎えます!
この前後の2、3日は夜空に流星が観測できます。
新聞記事によりますと国立天文台の方は、
「下弦の月の明かりはあるが、13日未明に最も多く観察できそう。
夏休みに星空をゆっくり眺めて。」と話している、との事。
13日の未明には、1時間あたりに30個から60個の流星が出現する!と言われています。
ちょうど、ペルセウス座流星群は、8月13日前後に「極大」という出現のピークの時期を迎えます。
また、先月末頃から空を見上げていて、「流れ星を見た!」という方もいるハズなんです。
ペルセウス座流星群は、7月20日頃から8月20日頃にかけて既に出現の時期はスタートしています。
既に今、極大が数日と迫っているので、1時間に10個くらいの出現が期待できる、と言われています。
去年(2008年)は8月12日頃が極大とされ、観測のピークを迎えていました。
毎年、このぐらいの時期に、ペルセウス座流星群は年間最大級の活動を見せます。
ふと、“流星群”という言葉を聞きますと、
最近で言う皆既日食の様に、数十年に一度、といった珍しい観測の機会、を想像します。
一昔前に、「しし座流星群」が大変話題になったのが記憶にあります。
生きているうちは見られないまたとない機会。この観測のチャンスをを逃しては。と騒ぎました。笑
流星群には、大きく分けますと、3種類あるんだそうです。
1ツ目は、毎年同じ時期に出現する「定常群」
2ツ目は、数年〜数十年おきに活発に出現する「周期群」
3ツ目は、突然活動する「突発群」
今回の、ペルセウス座流星群は定常群、
そして3ツ目の突発群としては、ほうおう座流星群が挙げられます。
また、ペルセウス座γ(ガンマ)流星群とも呼ばれていて、学名はPerseids。
その名の通り、ペルセウス座γ星付近を放射点として出現する流星群です。
ペルセウス座流星群の母天体はスイフト・タットル彗星で、周期133年。
1862年にスイフトとタットルによって発見されました。
後に、イタリアの天文学者ジョヴァンニ・スキアパレッリによって
スイフト・タットル彗星はペルセウス座流星群の母天体ではないかと指摘されています。
当時、こうして、彗星が流星群の母天体であると指摘されたのは、初めての事だったそうです。
最後に、三大流星群という言葉がありました。年間三大流星群とも言われ、
しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群、ペルセウス座流星群が挙げられています。
各地で、例年、子供さん連れを対象にした観測会もイベントとして開催されます。
いよいよ今夜、未明、ピークです!夏休みの真っ最中ですし、子供達の多少の夜更かしもOKですね。
このロマンチックな自然の織り成す夜空の流星の上映会の時期、夜空を見上げる時間を作って下さい!
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