Monday, August 10, 2009, 23:35 - 美食
「琉球を抱きしめにゆく夏休み」
昨日・一昨日(8月8日・9日)と開催された第12回の全国高校俳句選手権大会で、
個人の最優秀賞と輝いた熊本県の高校生の女子生徒の作品です。
俳句甲子園が開催されるのは、正岡子規や高浜虚子など著名な俳人の出身地の愛媛県松山市です。
さぁ!皆さんの夏休みならぬ、お盆休みの計画は順調ですか???
この休み前の、胸が躍るワクワク感を私も俳句で上手い事表現したいものです。笑
さて、今日の話題は軽〜〜〜く北海道のスイーツの話題です。
デザート界でも、貴重価値が高く珍重されるのが、北海道江別の白小豆です。
日本農業新聞に紹介されていた、なんとも美味しそうで、かしこい、新デザートのお話し。
「小豆スイーツ」って言います。このデザートは江別市の酪農学園大学食品企画開発研究室と
東京の製餡(あん)の会社が共同で開発しました。
それで、廃棄する材料の有効活用や低カロリースイーツなど、真面目でおいしい商品です!笑
まず!こしあんを製造する際に生じる小豆の皮と煮汁、これまでは工場で有料廃棄していたものです。
そして!甘味料はゼロカロリーの原料を使い、低カロリー水羊羹となりました!
そのカロリーは一般的な水ようかんのおよそ7分の1、また、植物繊維、ポリフェノール類も豊富です。
更に!!“渋味のない滑らかな食感”に仕上げました。何やらただならぬ苦労があったと察します。
この食感は、北海道江別産の小豆を研究しているからこそなせる業。
原料の小豆の皮を、酵素処理した上で機械的に微細化処理にかけます。
その結果、数十ミクロンまで小さくなっている!そう。具体的過ぎて分からない部分もありますが。笑
とにかく、水羊羹らしくない滑らかな食感を生むことに成功しています!
先月(7月)21日から、酪農学園大学の生協でテスト販売しています。
試験販売が始まった初日には、120個が完売して幸先の良いスタートをきりました。
夏休みの帰省先のお土産に買ったという生徒もいたそうです。小豆の品の良い風味が素朴で好評!
11月には道内の一円で本格的な販売に乗り出します、主要な土産店などで買える様に価格など調整中。
また、目標は、月産 10万個!!
田中製餡(株)によりますと、「原材料が確保できれば将来は関東などでも販売したい。」との事。
さて、国内産の小豆の9割が北海道産と言われています。
十勝地方は有名、「小豆スイーツ」の広がりで江別産小豆のネームバリューが倍増しそうです。
夏休みに入って、各地のニュースで学生達の汗と涙の結晶とも言える活動が取上げられています。
その1つ1つがユニークな発想や若い力が注ぎ込まれています。彼らには「夏」は一層HOTな季節です。
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