Sunday, July 26, 2009, 23:59 - イベント
先週日曜日(7月19日)神戸の市民参加型の最大規模の祭典「神戸まつり」が行なわれていました!
神戸の中心地、三宮は朝から凄い人の数でした!活気のある神戸の街を感じることができました。喜
実は今年の神戸まつりは、新型インフルエンザの影響で、通常5月開催のところ延期になりました。
100万人規模といわれる神戸まつり。「緑と海そして愛」をテーマに開催されています。
神戸で育った子供たちにとって、どの時代でも色濃く記憶に残るイベントの1つでしょう。
歴史あるイベントでルーツは1933年、当時からみなとの女王のお披露目等パレードが醍醐味でした。
現在でも、メインの会場ではよさこいや南京たますだれ、消防団の鼓笛隊、サンバ、神戸音頭等、
多種多様の演目のパレードを見ることができます。神戸市内の各区でも祭は開催されています。
私、先週数十年ぶりに、生でメインフェスティバル「おまつりパレード」を見ることができました!
華やかなコスチュームや、デコレーションされた車、その迫力に改めて感激しました!!
興味がある方は是非ご覧下さい!去年(2008年)の Ristorante FUWA le の記事に、
「神戸まつり」の概要や街とサンバとの歴史、日本各地ののサンバイベントが掲載されています。
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**** 2008May18thSun *****
サンバ・カーニバルで繋ぐ浅草・神戸・ブラジルのホットな町の輪のお話し!)
さて、神戸の姉妹・友好など親善都市となっているのが、世界に合計8都市あります。
そのうちの1ツがブラジルのリオデジャネイロ州、1969年から姉妹都市として提携しています。
今日は、今年(2009年)春頃から大変話題になった神戸出身のサンバーダンサーのお話しです。
工藤めぐみさん、現在23歳。
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)市で開催される「リオのカーニバル(Carnaval)」があります。
今年(2009年)のリオのカーニバルで、工藤さんは優勝チームに所属していました。
しかも、実力派のダンサーでなければ絶対になれないという、花形の「パシスタ」として踊りました。
リオでは、チーム順位とは別に男女のパシスタの特別賞を選出する程重要なポジションです。
リオのカーニバルの中でも、精鋭12チームによる競演パレードは世界各国から見物客が集まります。そこで、今年初めて日本人の「パシスタ」がいるチームが優勝!快挙と言えるでしょう!
工藤さんの実力がこうして”世界プロレベル”と本場でお墨付きを得られた事で脚光を浴びています!
工藤さんは、阪神淡路大震災の1995年の年、9歳でサンバ・クラシックバレエを始めました。
19歳で単身でブラジルに渡り、2005年に初めて日本人として伝統チームのパシスタへ選ばれました。
ポルトガル語も全く分からないところから、各地のサンバチームに飛び込みで訪ね歩いたと言います。
去年(2008年)の神戸まつりでは、工藤さんとが両親と発足させたチーム「フェジョン・プレット」で、
新曲を披露しました。この曲は、神戸の歴史的な背景ブラジル移民をテーマにしています。
去年、神戸からのブラジル移民100年の節目の年でした。
神戸の港から主にブラジルのコーヒー農園などで重労働を強いられ、
生き長らえた日本人達が、苦労を重ね、それぞれ現地で功績を残しています。
「「神戸新聞」の特集、「100年の絆〜10人が語る兵庫とブラジル」でも工藤さんが紹介されていました。その記事によりますと、
神戸市内の大学の工藤さんの卒論は、日本で働く日系ブラジル人の就労問題を取り上げました。
今後もリオデジャネイロ市と神戸市、または両国をダンスで繋いでくれそうです!!
工藤さんに続いて、世界で活躍するダンサーが神戸の街や、各地の祭から飛び出して欲しいです。
新型インフルエンザなどの暗いニュースも吹き飛ばし、みんなに元気を与えてくれるでしょう。
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