*****  2009July 3rdFri  *****   自然現象の不思議と美!世界に誇れる“××”スポットのお話し!  
Friday, July 03, 2009, 21:40 - プチニュース
朝方は冷え込みました。「午後以降だんだん下り坂の天気。」の予報通り、
どんよりした曇り空が続いて雨が降り始めたのは、神戸で夕方の事でした。

先月の初夏のバケーション中、自然の偉大さを感じるシーンがいくつかありました。
そのうちの1つ素晴らしい“雲海”を山頂で見ました。ここは冬は絶好のスキーゲレンデです!
よ〜〜〜く見てください!写真に休業中のスキーリフトが映っているの見えていますか???

ここは蔵王の山麓にある山形蔵王温泉スキー場です!蔵王ロープウェイの山頂駅から撮影しました。
この場所は、世界的にも有名な   “ある”自然現象が見られるスポットです!!
また、   “それ”のイベントがあります。
“それ”のイベントは、昨シーズン(2008年の冬〜2009年の春)、20周年を迎えています!
主役は、この雄大な雲海の景色とはまた別の、やはり自然が織り成す冬の季節の風物詩です。

“あれ”やら“それ”になっていますが、何の自然現象が見られるんでしょう???美しいです!!
私は学生時代からスノボやスキーにゲレンデへ足繁く通いましたが、実際には見たことがありません。





世界中からわざわざ、見に来るもの、というのが真冬の   “樹氷原”の景色です。
そして、昨シーズン20周年を迎えたのが“樹氷原”を夜間に光で照らすライトアップイベント。
樹氷は蔵王でも標高が最も高い一部の地域だけでしか見られません。“樹氷原”となります。
1月から3月には、この写真を撮影した山頂駅の屋上から“樹氷原”を見渡すことができます!

樹氷は毎日見ることができる訳ではないんです、って。
私達が描く写真の様な美しい樹氷原は最盛期でも週に1,2日しか見られません。
つまりは一定の気象条件が必要です。気温は、氷点下 5度以下。樹氷は霧氷の1ツです。
空気中の水滴が何らかの形で、樹木へ吹き付けられて凍結してできた氷です。
樹氷と通常の氷の違いは、樹氷はもろくて、色が白色で不透明です。
大気の冷却した水蒸気や過冷却の水滴が、風に強く吹き付けられ急激に冷やされて凍っているため、
気泡をたくさん含んでいます。だから透明ではないんです。

厳しい寒さの気候条件で生れている、樹氷原。その寒さを想像するだけで震えそうです。笑
この写真下段の写真のゲレンデでは、シーズン中、樹氷原の中を滑ることができる!!と言います。

今日は、真冬の蔵王スキー場の風物詩、“樹氷原”のお話をしました。
写真の様な山間部でで見られる“雲海”は、「夏」の風物詩です。
自然現象の1つで、放射冷却で山と山の間で広い地域で霧ができた状態です。
この日、「雲海」の言葉の語源通り、雲の海に山々が島のように浮かんで見えていました。
雲海が見られたのは日没の頃、少し前の時間帯から、その幻想的な世界を広げています。



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