Tuesday, May 26, 2009, 23:45 - イベント
今朝の神戸は16℃まで冷え込んでいました。先週の日曜日から朝晩はひんやりとしています。
「青葉が香る頃となりましたが・・・。」とご挨拶が交わされる季節。
宮城県のHOTなお祭が華々しく開催されました!
写真は、仙台の三大祭に数えられる「青葉まつり」のTV中継の模様です。
仙台の中心地で今月(5月)16日(土)の宵宮の模様です。祭りの期間は1週間。
祭囃子や掛け声が今にも聞こえてきそうな、熱い熱いまつりの風景です!
仙台は最大規模の祭りとして語り継がれています。今日はその祭りの見所を2つご紹介します。
まず、独特の踊り“すずめ踊り”です!躍動的で、市民が参加して行います。
中継映像からもそのエネルギッシュな姿が伝わってきます!
はね踊る姿が、スズメが餌をつばむ様子に似ていることからその名がつきました。
また、 の家紋が「竹と雀」ということもあり“すずめ踊り”となりました。
ツバメ踊りでもなく、ひよこ踊り、たか踊りでもなかったんです。
でもこの踊りのルーツを辿ると、遠く離れた大阪府堺市が原型となります。
仙台城が新築された 時代が起こりと、言われています。
その当時の交通事情からすると大変なことですね。
新築移動の儀式の宴会で、境の石工達が祝いで即興で踊ったそうです。
現在ではその堺市の伝統の祭り「堺まつり」に仙台からすずめ踊りが招待されます。
すずめ踊りの踊り手達は人気で、毎年、徳島の阿波踊りなど、
屈指の地域の祭りでその踊りを披露しています!
次に、山鉾です。祭りに華をそえる伝統行事で、1655年から仙台藩の城下を山鉾が出回りました。
現在、青葉まつりでみられる山鉾は全部で 11基、仙台の土地で継承されてきた巨大な宝です。
その重さは、5〜6トン、高さが 6m、全長 6m。
山鉾巡行として、現在の祭りでは市民や企業の団体が、山鉾を運行しています。
京都の祇園祭などでも代表される祭りの鉾、仙台の山鉾は古くから存在しました。
元々、この青葉まつり自体、2つの祭りを復活させる形で始まっています。
青菜まつりが今の形で復活したのは、1985年の事です。
伊達政宗の没後350年の節目の1985年に、地元の方々の手によって始まりました。
仙台を代表する2つの祭り、「青葉祭」と「仙台祭」の行事が1つになっています。
ともに、歴史的の爪あとを残す仙台で、やはり興味深い伝統の祭りです。
「青葉祭」は、政宗の命日である5月24日に青葉神社で行なわれていた祭礼と、
また「仙台祭」は仙台藩最大の祭で、政宗が徳川家康を東照大権現として祀った仙台東照宮の祭礼。
第25回の仙台青葉まつりは、今年も優秀の美を飾り幕を閉じました。また来年も開催されます!
地域に根付いた祭りの風習。人々の伝承の踊りや祭りの行事、そのすべてが文化の宝です。
夏本番に近づき、人々の情熱が凝縮される伝統の祭のシーズンも到来です!!楽しみです♪♪♪
| このエントリーのURL | ( 3.1 / 2262 )
戻る 進む