Saturday, March 28, 2009, 00:47 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
関西は、急に寒さが戻りました。夜はひんやりと冷たい空気で歩いていると手がかじかむ程でした。
大阪駅には大きな旅行鞄やガイドブックを持った人の姿が見られました。
学生さん達は春休みですね。USJやショッピングなどを目当てに遊びに来ているんでしょうね。
今朝は早い時間にも関わらず、駅のコインロッカーの大きいサイズは空きを探すのも一苦労でした。
外国人観光客にも大人気の大阪は、欧米や中国、韓国からのツアーリストも多いです!
さて、今日の写真は、先日ニュースで少々話題に上った「ヴァチカン市国」です。
元外務大臣のローマでの記者会見の日の行動で「ヴァチカン博物館」見学にもふれられていました。
もうそろそろほとぼりも冷めた頃、話題にしても良いですよね。
写真は去年(2008年)の夏、美術館の裏側のサン・ピエトロ大聖堂(Basilica di San Pietro)と
その前広場、サン・ピエトロ広場(Piazza San Pietro)を訪れた時の写真です。


ヴァティカン市国は、世界で一番小さな国として知られています。
ローマから車でも地下鉄でも入ることができます。国境を越えるのにパスポートは必要ありません。
国益の大部分を占めるのが、ヴァティカン博物館(Paizzi e Musel Vaticani)の入場料です。
世界屈指の美の宝庫と讃えられる博物館の1ツで、イタリア芸術の傑作のコレクションがあります。
イタリア美術の膨大なコレクションがこの博物館に集まったのにも、
16世紀初頭のヴァチカンの教皇が古代のギリシアの彫刻群を置いた事から始まっています。
そして、歴代の教皇たちによって積極的にイタリア美術が収集されてきました。
今日の話題はそのルネッサンスの美術史の「3大巨匠」と呼ばれる芸術家の1人の最新ニュース。
まず3大巨匠は、「盛期ルネッサンス」と呼ばれる15世紀末〜16世紀の初頭にかけて活躍した
ミケランジェロ・ブオナッロッティ、
ラファエロ・サンティ、
レオナルド・ダ・ヴィンチです。
3月の上旬(5日)にレオナルド・ダ・ヴィンチの若き日とみられる絵が初めて発見されました。
この肖像画はダ・ヴィンチ本人が書いた自画像とみられています。
その絵は、イタリアの科学ジャーナリストによって見つけられ、調査が始まりました。
というのも、5世紀にわたって、
ダ・ヴィンチ自身が書いた文字が上書きされていて、隠れてしまっていたんです。
鳥の飛行を研究しダ・ヴィンチが文字を書き記していました。
その1ページに赤いチョークでかすかに描かれてた鼻があることに気が付いたそうです。
科学ジャーナリストによってデジタル処理が行われた結果、
そのページには、髪を長く伸ばして短い髭を生やした男性の肖像画が浮かび上がりました。
この男性の肖像画と、現存の晩年の自画像ダ・ヴィンチが似ていて、
顔の特徴などが一致した事から、ダ・ヴィンチが30代の時に自分自身で描いたものとみられます。
若き日のダ・ヴィンチは映画俳優のように美男子だったと言われています。
今回、デジタル処理によって蘇ったその男性の肖像画はその噂どおりの端整な顔立ちです。
初の若き日のがダ・ヴィンチの顔として世界中へ配信されました。
ここで、私がイタリア旅行で学んだダ・ヴィンチについて少々お話します。
ダ・ヴィンチの性格は、「気まぐれな変人」と言い伝えられています。
1452年にフィレンツェの郊外のヴィンチ村生まれ、
「モナリザ」「最後の晩餐」等の作品はあまりにも有名ですね。
ルネッサンス期のイタリア芸術 3大巨匠のラファエロが敬愛していたことで知られていますが、
芸術以外にも科学や解剖学も研究するなど「天才」肌だったために孤立していたとも言います。
外部との交流を避けて孤独を貫いたダ・ヴィンチ。
そのためか、彼自信をモデルにした作品が多いことで知られています。
今回の報道で、ヴァティカン博物館で見た「聖ヒエロニムス」という作品を思い出しました。
ダ・ヴィンチが28歳の頃の作品で、故事に基づいて荒野で修行している聖人が描かれています。
そのくたびれた聖人の顔が、生きている人の様に生々しく描かれていて強烈な印象を持っています。
ダ・ヴィンチという歴史上の芸術家が、実在の人物として感じることのできた瞬間でした。
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