Saturday, January 24, 2009, 23:00 - イベント
中日ドラゴンズなどプロ野球 9球団が春季キャンプを始めるのが日本の南の端、沖縄です。
日本は南・北、縦に長い国ですが、南の方から、そろそろ「桜」を意識する季節となりました。
とっても早い知らせです!!驚 日本一早い 「桜祭」が行われています!桜の花が満開です!喜
沖縄ではもうすでに桜が咲き始めています。今、見頃を迎えているのがカンヒザクラという品種。
場所は、八重岳というお花見スポット、山すそからカンヒザクラが7千本が植えられています。
満開を迎え、山頂に続く山道が、艶やかなピンク色で彩られています!夜桜見学もできます!
地元紙が伝えたところによりますと、
昨日(1月23日)小雨が降っていたにもかかわらず、たくさんの人々がお花見に訪れていました。
この日本一早い桜祭、沖縄八重岳のサクラは2月末頃まで楽しめます。


また、関西では昨日(1月24日)奈良・奈良市で、新春の風物詩の行事が無事に終わりました。
古都の夜空を彩る「若草山の山焼き」です。若草山の周囲には16万人の人々が訪れ見守りました。
近くで見ますと、大変な迫力があるというこの行事、伝統的な早春の恒例行事です。
この奈良市の「山焼き」の起源については諸説言い伝えられています。
まず、若草山の山頂にある古墳の霊を鎮めるために始めたという説、
その他に、若草山の立地が、東大寺と興福寺、春日大社に程近いことから、
江戸時代に奈良奉行が領地争いを収めるために山を焼いたという説もあります。
今年(2009年)も、例年以上に冷え込む寒空の中、厳粛に行われました。
初めに、日没前、山のふもにある神社へ聖火が届けられました。
その後、春日大社の神職が山焼きの無事を祈祷し、神事が始まりました。
夜6時に、およそ300人の奈良市の消防団員がたいまつを手に持ち、若草山の斜面に散らばりました。
花火を合図に、一斉に火を放ちました。火は一気に燃え広がり、山は一面明るく炎に包まれました。
こうして、春先に野山の枯れ草を焼くことを「野焼き」または「山焼き」と言います。
昔から、野山を草地として残すために、春が来る度に野を焼いていました。
「野焼き」には、植物の新芽が出る前の季節が良しとされ、春の季語でもあります。
古来からのこの方法が、野山の土壌の有機物を減らし、加えて枯れ草を無機塩類にする事で、
新しく生え変わる若草の肥料にもなるという事も、後に分かりました。
日本では野焼きで有名な場所が各地にあります。春先に生える新草を迎える準備をしていきます。
静岡県伊豆高原の北・大室山では、例年2月の中頃に行い、たくさんの観光客が詰め掛けます。
栃木・群馬・茨城・埼玉県の4県を跨ぐ「渡良瀬遊水地」では、3月下旬にヨシ焼きを、
房総では野焼きが、山口県の秋吉台、熊本県の阿蘇山、ではそれぞれ山焼きが開催されます。

今週火曜日(1月20日)に、二十四節気の1つ、大寒を迎えました。
12月の中(ちゆう)、「寒」の真ん中で、一年で寒さが最も厳しくなる季節です。
立春までのこの季節を、同じく大寒と呼びます。
今年の立春は2月4日、もうしばらく待つと春の便りが聞こえてきそうです。
みなさんのお住まいの地域でも、新しい季節の支度は始まっていますか???
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