Tuesday, January 06, 2009, 23:54 - イベント
今年の初詣の参拝には、どちらのお寺、神社へ出かけられましたか?
知っていましたか???初詣の人出予想について。警察庁が発表します。
2009年の三が日の全国の神社やお寺への参拝客の人出予想は、先月(2008年)16日報じられました。
それによりますと、今年は去年より12万に少ない9806万人にのぼると予想されていました。
全国1位の参拝者を誇るのは 東京の明治神宮、その数予想で305万人、
2位は 千葉の成田山新勝寺、 298万人、
3位は 神奈川 川崎大師、 296万人、
4位は 京都 伏見稲荷大社 270万人でした。
今日の写真は、その2位の 成田山新勝寺の境内です。私、去年(2008年)の初詣に出かけました。


さて、その初詣で、新しい年の願いを込めて投げ入れるのが、賽銭です。
2009年1月4日の記事では、京都の伏見稲荷大社の賽銭箱の集計のニュースを掲載しました。
集計結果は非公開で、2日間かけて手作業で神職、巫女さん、他、関係者の方々が行います。
賽銭は、古来から祈願成就のお礼として神様、仏様に納めます。
賽銭の「賽」には祭儀の意味があります。
神の恵み、いわゆる神恩(しんおん)にあずかり、報いるという意味です。
今でこそ、小銭や時に、お札などお金ですが、昔は、金銭の代わりに供え物をしました。
賽銭の供え物の本とのルーツは、紙に包んだ五穀を奉納するしきたりでした。
その後、米や雑穀が主流となり、また幣帛(へいはく)として絹や衣類、御神酒、武具などへ。
そして、貨幣文化が浸透してからは、人々が自然にお金を奉げる様に移り変わってきました。
さき程、名前を挙げたような神社や寺では、参拝者からたくさんの賽銭が投げ込まれるので、
本殿の正面を仕切って「賽銭エリア」の様なものが特設されています。お馴染みの光景です!


最後に、今日(2009年1月6日)の大阪の地域のニュースから賽銭箱の話題です。
大阪府の北西部に池田市があります。その池田市が今年市制70周年を迎えます。
1939年に大阪府下で6番目に市制を施行して池田市になりました!
70周年記念事業として、去年の春、ビリケンさん=幸福の神の像が、賽銭箱と共に設置されました。
ビリケンは大阪の幸せのシンボルの存在、池田市は「福のあふれるまち」を目指しています。
今日、市はこのビリケンさんをお祝いするセレモニーを開催しました、
というのも、ビリケン像の賽銭箱に10万円が貯まったんです!その祝福です!
設置から8ヶ月で総額10万円を突破、この10万円は市制施行70周年の事業費などに使われます。
「福のあふれるまち」のスローガンに市民からの賛同を得られた証し!!と、池田市も大喜びでしょう。
古くから人々の切なる願いが込められたお賽銭。今日は、あれこれお話ししてみました。
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