Friday, October 03, 2008, 16:10 - 健康・栄養
今日の関西地方は、気温25度を超える夏日を記録しています。9月下旬並みの温かさです。
さて、今日は果物の生ジュースと健康のお話です。
今週火曜日(9月30日)の Ristorante FUWA leでは、果物と健康作用の誤解について掲載しました。
(詳しくはバックナンバーをご覧下さい!
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***** 2008Sep30thTue *****
和歌山県産種なし柿の初セリと果物と健康のおいしい関係!笑 のお話!)
実は、先月下旬の新聞記事で果物の成分と健康に関する気になる記事を読んでいました。
お薬と果物の成分の良くない食べ合わせについて。少々心当たりのある内容でした。
薬を飲むときに甘いジュースと飲んでいる人、いませんか???
ジュースとお薬は意外に危険を招きかねない飲み合わせになってしまう様です。紹介しましょう。
例えば、グレープフルーツジュースと高血圧治療薬、等多くの薬の効き過ぎを招くとされています。
グレープフルーツに含まれているフラノクマリンという物質が薬を分解する酵素の働きを弱めます。
そのため、服用された薬が身体の中に残ってしまい、薬の効能が長時間持続してしまいます。
フラノクマリンは多くの薬の分解に影響すると言われています、
グレープフルーツジュースと薬はやめておいた方が良いと言えます。
クランベリー・オレンジ・ザクロジュースは、脳梗塞の治療で飲む抗血液凝固薬の働きを強めます。
また、風邪薬、サプリメントにビタミンCが含まれているものもあります。
ニンジン、きゅうり、バナナ、かぼちゃ、りんごとの食べ合わせには注意が必要です。
これらには、ビタミンCを壊す酵素アスコルビナーゼが含まれています。
加熱するか酢やレモン酢を加えることでこの酵素の働きを防ぐことができます。
それぞれのお薬を処方された時に必ず医師や薬剤師の服用にあたる諸注意を聞きましょう。


写真↑↑↑↑↑ よ〜く見てください!りんごが木にたわわに実っています!
今日の写真は、フランスの北西部ノルマンディ地方のリンゴの農園の写真です!
(2008年)8月下旬のヨーロッパ旅行で、りんご酒カルバドスが作られるシャトーへ立ち寄りました。
さてさて、果物や野菜の生ジュースは、これまで通り健康食です!
フレッシュである生のジュースは、栄養素が壊れず、身体にダイレクトに補給する事ができます。
加えて、液体にすることでさらに、栄養を吸収する効率が上がります。
では、ここでご家庭でのフレッシュジュース作りのポイントを紹介します!
野菜をジュースにする時は、生で食べられないものは下湯でします。
アクの強い野菜、ほうれん草や小松菜等は茹でて冷水に入れ、あくを抜いてから使いましょう。
味の助っ人に、塩、こしょう、レモン汁や蜂蜜、オリゴ糖、きな粉、オリーブオイル等を加えたり、
ベースを牛乳・豆乳・ヨーグルト等にしたりすると、さらに栄養価=栄養作用や効果が高まります!
毎日簡単に作るのには、材料の野菜や果物を小さく切って小分けにして保存しておきましょう!


最後に、一般的に一日当り、野菜は350g、果物は200gが必要な摂取量と言われています。
国民栄養調査などの結果によりますと、実際には、ほとんどの人がそれだけの量をとれていません。
暮らしにフレッシュジュースを飲む習慣を取り入れて足りない栄養を補給すると良いですね。
いろいろと調べてみますと、効果テキメンのフレッシュジュースのレシピ等もあります。
食欲不振のバナナヨーグルト、二日酔いにトマトジュース、
冷え性やダイエットには、干しアンズにしょうが、美肌には、セロリやレモン、
アンチエイジングには、パセリや豆乳、 など健康状態と目標に合わせて楽しめそうです!
ご家族の朝食のメニューに加えてみてはいかがですか???
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