****  2008May23rdFri   *****    旬のタマネギパワーで疲れを解消!健康の話し! 
Friday, May 23, 2008, 23:49 - 健康・栄養
陽気が続いている関西地方、今日の日中の気温は各地共に6月上旬並みの予報となっています!

さて、あ〜〜〜っという間に、5月も下旬になりました。
この5月は、なぜか例年に無く私の周囲で「五月病」という言葉をあまり聞きませんでした。
みなさんの周りではいかがでしょうか????

さて、今日は「五月病」にも「普段のお仕事疲れ」にも、もってこいの食べ物のお話しです!
「新玉ねぎ」が出回っています!この季節の、少し大きいサイズの旬の玉ねぎは別物!ですね。笑
絶妙な旬の味と共に、血液サラサラ、疲労回復等の、健康への効果もググッとアップしています!!

今日の写真は、シンガポールの人気カフェのランチメニューです!!
緑に囲まれた、住宅街の一角に6,7件のゆったりとしたスペースの一軒家のたたずまいの
ラグジュアリーな飲食店が並んでいます!そのうちの1件、太陽の下、バルコニー席に座りました。
多国籍国家のシンガポールでは、アジア・ヨーロッパ、欧米諸国のマダム達が昼下がり集います!



さて、「玉ねぎ」という食材の驚くべきパワーについて!

玉ねぎは、古代エジプトで生薬としても栽培されていたそう。
ピラミッド建設のための労働者にも滋養強壮の食べ物として提供されていた、と知られています。
ピラミッドの建設というと、紀元前2700年頃と言います。既にその当時、
日常食として食べていたものを考えると、相当大規模での玉ねぎ栽培が行われていたといいます。
ピラミッド1基を20年程の歳月を費やし、その間、10万人の労働者が交代で労働に従事しました。
建設の労働者へは玉ねぎの他に、大根、にんにくが支給したという記述も残されています。

また、古代ローマ時代、
紀元前20〜70年代の研究家プルニウスは、文献に玉ねぎの効能を記録しています。
この文献は「博物誌」という名の、当時の百科事典の様な本です。
「博物誌」には、タマネギが28種類の病気に効くとあり、人々に重宝されていたことが分かります。

現在、疾病に対する栄養効果は、糖尿病、高血圧、高脂血症、動脈硬化、肝臓病、等、
いわゆる、生活習慣病の多くの病気の予防に良い食べ物として知られています。

玉ねぎの原産地はヨーロッパと言われています。16世紀頃には、アメリカに渡り、
その後、世界各国に広まり、現在の様に各地で栽培され、広く料理に使われる食材となりました。

 

タマネギの栄養素の中で評価が高い成分が、硫化リアル。硫化リアルの働きが疲れを解消します!
血管の中で、血液の凝固を抑制させる働きがあります。身体全体の新陳代謝もアップします!
また、タマネギには、神経を沈めたり、不眠を解消したりする効果もあります!

舌をピリッと刺すようなタマネギ独特の苦味がた〜〜〜っぷりの、旬のタマネギ!!
煮たり、焼いたり、火を通さずに、そのピリピリ感を残した生のままで食べると良いんです!
このピリピリっとした味が、栄養効果を最大限に、タマネギパワーを活用できている証しです!笑
「疲れたなぁ〜」という、ご家族のみなさんの健康管理に活かしてみてはいかがでしょうか???



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