Saturday, December 15, 2007, 23:14 - イベント
日本では年の瀬らしい特別番組が放送されています！ニュースを振り返る、特番の再放送など。
さて今日は、神戸の冬の風物詩、光の祭典「神戸ルミナリエ」について！
なんと！！その会期が「もうすぐ終わってしまう！」と小耳にはさみました！今年は12月17日までです。
毎年、クリスマスまで開催されている印象でしたが・・・、実際は2004年までがそうで、
その翌年の2005年から、百貨店などの店舗が多い地域である事を配慮して、
周辺商店の年末商戦への影響を減らすため会期をクリスマスに差し掛からないようにしています。
さっそく、ルミナリエ会場の入り口、神戸・JR元町駅で電車を降りました！
毎年新しくデザインされているルミナリエの電飾、光の色やデザインなどが話題になります。
今年、2007年の神戸ルミナリエの作品テーマが「光の紀元」です。
「ル・ミ・ナ・リ・エ」という言葉の語源はイタリア語で、「luminaria」の複数形「luminarie」、
小さな電球などの明かりで作る光の装飾（イルミネーション）の事をさします。
今年はおよそ22万個の電球が神戸の町に、華やかな光の世界を浮かべています！！
旧居留地の通りの光のゲートを通過して、神戸市役所の南側の東遊園地という公園まで抜けます。
たくさんの人々がこのルミナリエの会場を目指しています！人の波にのまれながら足を進めます。
それでは、ここでざ〜っと、今年の代表作品を紹介しましょう！
まずは、↓↓↓↓↓ 写真 仲町通りのガリレア「光の河」、高さ12m、幅9m、24基設置されています。
そして、醍醐味的存在のポイント、
↓↓↓↓↓ 写真 東遊園地のスパッリエーラ「太陽の窓」全長126mの円形、最高部の高さ18m。
その内側に設置されている、もう1つの見所、
カッサアモニカ「光のカッサアモニカ」直径7m、高さ11m。↓↓↓↓↓ 写真
↓↓↓↓↓ 写真 東遊園地のスパッリエーラ「太陽の窓」の全貌です。
写真の下の方に写っているのは、会場に集まるたくさんの人々！！よ〜く見てみて下さい！
見えていますか？？？その影から、携帯電話のカメラを使って撮影している様子もわかりますね！！
NHK大阪放送局でリポーターとして番組出演していた頃は、毎年この会場からの中継を行いました。
試験点灯の日、会期初日、最終日、ルミナリエの会場にはたくさんの人が集まります！
家族連れ、カップル、ご年配の方々、ご夫婦など、みなさん大切な方々と冬の夜を楽しみます！
アートディレクターはイタリア人のヴァレリオ・フェスティ（Valerio Festi）、
作品プロデューサーは神戸市在住の今岡寛和です。
毎年この電飾のゲートはイタリアで製作され、船で神戸港から入ってきます。
想像するだけでも、時間・手間・費用のかかった大変大掛かりなイベントです！
神戸ルミナリエは阪神淡路大震災の翌年、1995年から毎年開催されています！
ルミナリエは本来、鎮魂と追悼、そして街の復興を祈念して始められています。
当初は、東京で開催するイベントとして企画されていものだったそう。
観光都市としての神戸の活気を取り戻そう！という目的に叶って、
毎年およそ2週間で400万人の人々が訪れると言われすっかり神戸の町に定着したイベントです。
しかし、毎年毎年、「今年で最後。」との噂がささやかれているこのイベント。
今年は、切実な資金不足のために来場者の方々に「1人100円募金」を募っていました。
サンタの帽子をかぶった実行委員の方々の募金を求める声が会場に響きました。
現実な話、地元周辺への経済波及効果は大きく、今後も継続される事が強く期待されています。
会場に設置されている大きな募金ボックスにもたくさんの方々が募金している姿が見受けられました。
ルミナリエの一番西の端、光の回廊の玄関にもあたる場所です。↑↑↑↑↑ 写真
↓↓↓↓↓ 写真 三井住友銀行前のフロントーネ「光の誕生」およ高さ22m 幅21m、1基。
ルミナリエの「点灯」と「消灯」の瞬間が一度は見ておくべき「おすすめの時間」と言われています！
21：30ルミナリエが消灯されました。ガリレアが1基づつ・・・、そして光の世界が全部消えていきます！
明かりが全て消灯した後の、左の写真と同じフロントーネです！↓↓↓↓↓ 写真
後日の神戸ルミナリエの公式サイトによりますと、2007年の神戸ルミナリエの来場者の数は404万人！募金と共に、今後の継続開催にむけた、人々からの励ましの言葉が寄せられたそうです。
また、来年も人々の思いを詰め込まれた光の祭典、ルミナリエ開催されますように・・・、願います！
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