Friday, November 23, 2007, 12:18 - 健康・栄養
今日、北日本の日本海側を中心に寒気にともなう雪が観測史上初の79cmの降雪量となりました。
これは、岩手県の西和賀で観測されたもので、11月の降雪量としては観測史上で初めてのこと。
19ヶ所の観測点にて記録を更新しています。また、北海道では通年の3倍の雪に見舞われました。
通常11月20日頃の降雪量は1cm程度、これは、停滞した寒気の影響です。
冬型の気圧配置となり正に「冬将軍」の仕業と言えるでしょう。
気象庁の予想ではこの冬は平年並みの寒さになるという事です。
さて、
このニュースを夕方6時頃、NHKの国際ニュースでシンガポール時間の見た後、浜辺を散策しました。
一昨日(おととい)に続いて、シンガポールの観光の島、シロソビーチの夕方の風景です!!
(詳しくは11月21日の記事をご覧下さい!***** 2007Nov21stWed *****
シンガポールのリゾートビーチ シロソビーチの話し!〜PART1〜野外ライブやビーチバー編)


日本の冬本番の季節の到来を聞いた後、北緯1度のシンガポールの浜を歩きますと、
四季がある日本と、一年中夏の国・シンガポールと、地球上の気候の差を大きく感じます!
人がポツポツのビーチで、一人、砂浜を素足で踏んで波打ち際へ。
学生達がグループで浜辺でビーチボールで遊んでいます!
みんな、ズボンのすそをまくりあげて足だけ海水に浸かって、楽しそう!
「キャッキャッ」言って、友人達とたわむれている姿は、なんだか懐かしくほほえましく映ります!
さぁ!!シンガポールの太陽の話、日が沈む時間と朝日が昇る時間は年中ほとんど変わりません。
その差は一年を通してわずか、15分ほどです。日の出が朝7時、日の入りが夕方7時頃。
シロソビーチはシンガポールの南側インドネシアの陸地が見える場所で、↑↑↑↑↑ 写真
この時間でも頻繁に観光船や大型船舶などが行き来しています。


こうして黄金色に輝く太陽と真っ赤に染まる空を眺めていますと、
心が落ち着き、感性が研ぎ澄まされた様な気になります!
これって人の体の自然な反応ですよ!!「体内時計」って言葉を聞きます!正にその仕業です。
こうした大自然の光を眺めることで「ヒトの心と体が健康になる」という説があります。
人間の体内時計の反応、この太陽の光に関して具体的に例を挙げて言いますと、
例えば朝日が出れば、体が覚醒し、心は行動的な積極性を持つ状態に。
夕方の時間になりますと、体は一日の終わりを感じて休息状態になって、心がリラックスします。
これは、
脳の中に本来プログラムされている姿、日常の生活習慣などによってそれぞれ多少変化しています。
だから、海に沈む夕日やライトアップされた夜景を見たときに心を動かされたりするんです。
波が打ち寄せられる音、空に浮かんだ雲が風に流されて移動する光景、
夕日の色の変化と共に空の色が一瞬で変化する・・・などなど、
繊細に感じる感性を持つことは心身の健康へも繋がるそうです!
また、日本のいにしえ人は四季を持つ風土によって美的感覚が磨かれたと言う説があります。
これは、日本で受け継がれてきた能や茶の湯といった伝統文化で、
「侘び」「寂び」「幽玄」がこうした光の変化によって表現されていることも関連付けられます。


現代の日常生活では、こうした体内時計と光の関係を考えて照明を使うと良いとされています。
朝日に似た色、夕日に似た色の光を、それぞれ寝室やキッチンなど生活に取り入れるという方法。
また逆に、太陽の光のリズムと反対の光の環境で暮らしていると、
それが心に影響して、イライラ、せっかち、な精神状態になりやすい、とも言われています。
四季の変化、一日の自然の表情の変化、なんだか不思議な力を持っています!
今日、波打ち際でゆっくりと過ごした私の心、いつもより少しの余裕がうまれている、ハズです。笑
みなさんもたまには、朝日や夕日、窓を開けてのぞいてみてはいかかでしょうか???
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