Saturday, September 01, 2007, 20:17 - お笑い
今日もシンガポールは午後に、「スコール」と呼べる、突然の!大雨が降り出しました。
夜になって、歌謡曲調の音楽と歌がガンッガンッと、大音量で窓の外から聞こえ始めました!
これはハングリーゴーストフェスティバル(中元節)の舞台、「歌台(ge tai)=グータイ」からです。
自宅の目と鼻の先の広場には、「歌台」の特設巨大舞台が登場しました!驚
先日見た、シンガポールで今話題の映画「881」で見たのと同じ音が住宅街に響き渡っています!
歌と歌の間を繋ぐ「中国語の軽快なMC」、演歌の生演奏独特の「エレキギターの音色」など。
まさに!シンガポール独特の庶民芸能、「歌台」。この「歌台」を取上げた映画「881」によって、
今年は多くの人々の関心を引き、こうして町中に特設された舞台へ人々の足が向いたのでしょう。
ところで、日本では今日!遂に!! 「お笑いの決戦の舞台」 の火蓋が落とされました!
「M-1グランプリ2007の1回戦!!」
予選に当たる1回戦!大阪にて9月1日、スタートの鐘が鳴らされました!
そうしたニュースを聞いていますと、大のお笑いファンの私はじっとしていられませんでした。

そこで、取り出したのが、「M-1グランプリ2005」・「2006」のDVD!
映像に、「穴が開くほど」という表現はふさわしくないかもしれませんが、、、それ程見ています。
実際のところ、歴代のDVDをここシンガポールで「ネタの台詞を覚えるほど」見ているのです。笑
「M-1グランプリ2006」は2006年12月24日、クリスマスイブにTVで生放送された決勝戦!!
「M-1グランプリ」、知名度も確立した「漫才の頂点を決める」大会。2001年からの開催。
漫才コンビにとっては「最高の名誉」と例えられるほど。大会優勝賞金はなんと!「1,000万円」!!
シンガポールの滞在期間の1年10ヶ月。
DVDやネット上の記事でしか、この大会の開催の熱気を知ることができないのがとても残念です。
先日、シンガポールに来て4ヶ月というクラスメイトの大学生に「M-1グランプリってどう?」と
聞いてみました。すると、「彼氏・彼女がいない人はみんなクリスマス見るんですよね。」と。
九州の大学の学生さんです。合わせて、全国的TVの「お笑いブーム」の話も教えてくれました。喜
ところで、去年の大会は、第6回目、視聴率がビデオリサーチの調べで挙げられています。
平均で、関西地区では、「31.1%」、関東地区では、「18.0%」と高視聴率を記録しています。
毎年、予選は9月から12月に行われています。
まず、1回戦は東京・大阪・名古屋・広島・福岡・仙台・札幌で、
そして、2回戦・3回戦・準決勝と、大阪・東京を中心会場として開催されます。
この時期から大会の決勝の年末までの間、関西地区では、
ローカル(地域)番組にて、出場芸人をフィーチャーしたドキュメンタリー番組も放送されます。
こうして一層、年末に開催される「M-1グランプリ」の決勝戦が待ち遠しくなります。

2005年開催の第5回大会からは、2年連続で3000組を超えるコンビがエントリーしています!
ところで、なぜ「M-1グランプリ」は特別視され始めたのか???
吉本興業や松竹芸能などお笑いの大手事務所の本部は関西を拠点としていますが、
全国規模の新人漫才コンクールとしては、「NHK新人演芸大賞」と並んでいます。
大会審査員に島田紳助や松本人志等、大物芸人達が採点を務めていることで、
この大会を重要視する芸人や関係者が増えているという背景もあるそうです。
参加資格は結成から10年目以内なら所属や国籍・年齢などを問わず出場することができます。
この大会出場を目的とした即興で結成されたコンビにも門戸を開いているため、
毎年、TVや舞台で活躍する芸人達によってユニークなコンビが登場して話題となっています。
ちなみに、これまでの最高視聴率の瞬間は去年の第6回大会で、
優勝した「チュートリアル」が、トロフィーを掲げて、ガッツポーズをした瞬間だったそうです。
「チュートリアル」がファイナリストとして最終決戦のネタ「原付損失」を終えた頃には、
観衆はすっかり笑の渦に浸かっていました!笑 すでに今年の王者が彼らだと気が付いていました。
大会始まって以来の快挙!「審査員全員が揃って1組に投票!!」という結果が物語っています!

これまで「M-1グランプリ」でその栄冠に輝いたコンビは、
第1回大会から順に中川家、ますだおかだ、フットボールアワー、アンタッチャブル、
ブラックマヨネーズ、そして、去年第6回大会のチュートリアル!!
みなさん、これを機に、これまでのネタをDVDで振り返ってみてはいかがですか???
第3回大会の笑い飯の「奈良県立歴史民族博物館」や、
フットボールアワーの「女王様タクシー」、二丁拳銃の「ピクルス」、
第4回大会の南海キャンディーズの「火を怖がるサイ」、アンタッチャブルの「結婚挨拶」、
第5回大会のブラックマヨネーズの「ボーリング」、笑い飯の「ハッピーバースデーソング」、
チュートリアルの「バーベキュー」、アジアンの「早口言葉」、
そして、第6回大会の麒麟の「ジャングル探検隊」等など、涙を流して笑いましょう!!
今年もお笑いのトップシーズンが到来しました!芸人さん達の真剣勝負!
新たなドラマが生まれます!!どうか、たくさんの「笑い」を世界へ振りまいて下さいね。笑
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