Sunday, August 26, 2007, 19:08 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
今年で10回目を迎える音楽・アート・ダンスイベント「WOMAD」!! 8月24日~26日の3日間!
第10回目という節目を迎えるということで、街中には早々から「WOMAD」の5文字が!
↓↓↓↓↓ 写真はオーチャードロードの街路樹に掲げられた宣伝用のバナーです!

ウォーマッドは、1982年イギリスで始まったワールドミュージックフェスティバルです!
世界各国から集められた大勢のミュージシャン達が、
個性豊かに「ライブ」や、「アート・ダンス・音楽にまつわるワークショップ」を行います!
イギリスの主催の音楽の祭典「WOMAD」、世界各国で開催され多くのファンの支持を受けています。
オーストラリア、ニュージーランド、シチリア、カナリー諸島、スペインマドリッド、韓国、日本など
毎年、平均して7~11回世界のどこかかしこで開催されてきています。
「WOMAD Singapore 2007」シンガポールでの開催は今回で10回目。
これまでに、60カ国から150以上のアーティストを迎えています。
また、去年は過去最高となる19,600人を記録したと、メディアでは報じられています。
もちろん!このイベントの「主役」は! ↓↓↓↓↓ 写真 ミュージシャン達のステージです!

そして!ライブステージ以外の楽しみもついてくるのが、このウォーマッドの大きな特徴です!
ワークショップや、工芸品、楽器、衣類、食べ物の露店販売や企業の宣伝ブースなど、
子供さん連れの人々も夜店感覚で楽しめるイベントと言えるでしょう!
会場には食べ物の香りや突然始まる音楽演奏など、アートや音楽の活気に満ち溢れています!


場所は、先日紹介したナショナルミュージアムのすぐ裏側にある、街中のオアシス的存在、
国立の公園フォート・カンニング・パーク(Fort Canning Park)です!
シンガポールの「野外ライブ」と言えば「ここ!」と、若者にとってはお馴染みのステージです。
私のフォート・カンニング・パークでの野外イベントの数々の思い出の中でも、特に印象深いシーンは、2006年のワールドカップ期間中のパブリック・ビューイングでのサッカー観戦です!
ここでは、 「毎回!」
公園内のステージを囲んでいる独特の雰囲気がさらに観衆の気持ちを盛り上げている様です。
ステージの正面の芝生の広場はゆるやかな斜面となっていまして、
その上にはこの↓↓↓↓↓ 写真のビクトリア様式の洋館が格式高くたたずんでいます。
ステージがクライマックスを迎える時間帯には公園の緑が風にそよいで涼しい夜を演出します!


シンガポール、ここフォートカニング・パークでは、大小5つのアウトドアステージ、
また、公園内のいたるところで、パフォーマンスやワークショップが行われました。
見てください!!珍しい物も見つけました!!熱気に満ちた会場の「暑さもしのげる」。。。
「氷のドリンクケース」↓↓↓↓↓ 写真 この氷の塊が登場したのは公園の一番上の広場。
氷を溶かさないために、氷の内側から冷気が送られていました。


WOMADはイギリスのミュージシャン、ピーター・ガブリエルが中心となって企画されています。
1982年イギリスのサマセット州、シュプトン・マレットで開催されたのが第一回目。
この時、世界22カ国、およそ300人のミュージシャンが集まったそう。
しかし、その興行収入は満足な結果が残せず、25万ポンドの赤字を出しています。
しかし、その後も継続的の行われてワールドミュージックの人気をヨーロッパで広めました!
そう!ここで指すワールドミュージックというのは、アフリカやブラジル、セネガル、インド
ナイジェリアなど、現在のこのイベントで欠かせない要素となっている色濃い伝統音楽の事です。
今は亡き、パキスタンのアーティスト、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーンがその代表です。
「カッワーリー」と呼ばれる音楽、これはイスラム教の儀礼音楽ですが、このWOMADが火種となり、
南アジア出身のミュージシャンとしては初めてその名を世界に広めたと言われています。

シンガポールで3日間、賑やかに行われたWOMAD。
私が出掛けたのは2日目、8月25日の土曜日です。
世界の音楽と、アートとダンス!情熱的なミュージシャンのパフォーマンスに心躍らされました!
そのステージの内容については、明日の「Ristorante FUWA le」にて紹介しましょう!
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