*****  2008Dec31stWed   *****   日本三古湯の神戸市「有馬温泉」年の瀬のお話し! 
Wednesday, December 31, 2008, 23:36 - プチニュース
お昼過ぎ、小粒の雪がちらついていました。神戸市北区にある関西の奥座敷、有馬温泉にいました。

新幹線のJR新神戸駅から、北側の山々を抜けるトンネルから高速を経由して30分程。
街中からもすぐ、神戸の人々のとっては馴染みある温泉。日本最古の温泉の1つ日本三古湯です。
その歴史は、古く神代の時代と言い伝えられています。奈良時代に広く知れわたったとされ、
その後、有馬温泉の発展に尽力し、この地を愛してやまなかったのが、豊臣秀吉です。

今回、その有馬温泉の町並みを一望できる場所へ行ってきました。海抜 580mと表示がありました!
「有馬稲荷神社」↓↓↓↓↓ 写真 境内からの眺めです。

絶景です!山と山の間に広がる建物は全て旅館などの宿泊施設です。
高級旅館や保養所、市営で外湯巡りができる施設など充実していまして、まさに奥座敷!です。
お土産屋さん、飲食店、また、神社や寺や博物館などがいくつもあります。



周囲を囲む「有馬三山」と名があります、801mの湯槽谷山、633mの灰形山、619mの落葉山の事です。
有馬の街の特徴が、急斜面に観光名所が点在し、迷路の様に細い路地がはりめぐらされています。
急勾配の坂道の両側には白壁に格子戸の土産店、旅館が隣接しています。
いくつもある泉源から湯煙がたち、あたりは硫黄の香りに包まれていました。

今日、3時間くらいかけて、有馬の温泉街を歩いて一周してきました!
常に街中と気候が違います。空気が冷たく、吐く息は真っ白、凛とした空気が心地よかったです。

一年で最も町が活気づく繁盛期、大晦日の有馬にはたくさんの観光客の方々が訪れていました!
県外からのナンバープレートの車や外国人のツアー旅行者を乗せたバスなども見かけました。

(2007年7月19日の Ristorante FUWA le の記事には有馬温泉の温泉街の写真が掲載されています。 当時、シンガポールに住んでいましたが、ふるさとを代表する温泉を想って綴っています。
 ☆☆☆☆ 画面右側の「サイト内検索」に「有馬温泉」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆
 ***** 2007July19thThr ***** メディアの災害報道〜そして阪神大震災1995年1月17日の体験〜 )



写真左↓↓↓↓↓ お豆腐屋さんには、豆乳がその場で頂けました!黒豆を使った食品が有名!!
お土産にはタルトやプリンなどのデザート、こうした豆腐も豆乳も選りすぐりの原料なんです。

有馬には炭酸を多く含む炭酸泉が湧くことことから、「炭酸」を利用した名産品が生まれています。
炭酸饅頭やサイダー、サイダーについては有馬が発祥地と言われています。
そして、全国的な有名なお土産の炭酸煎餅!・・・↓↓↓↓↓写真右は 炭酸煎餅の専門店です。
店先から格子戸越しに、焼いている様子も見られるんですよ。今日は少々時間が早かった様です。

その他に、佃煮の松茸昆布、民芸品の有馬籠や人形筆、長い年月を経て生まれた名産の数々です。

かつて、有馬の宿の多くは修行中の僧侶が寝泊りをする宿坊でした。
今でも旅館の名前に、宿坊の「坊(ぼう)」が付くのは、そのためです。
谷崎潤一郎や与謝野晶子、古くは紫式部と藤原宣孝の娘まで、数多くの文豪が作品を残します。

桜や紅葉など自然の演出が伝統と歴史有る温泉街の情緒を引き立て、魅力が倍増しています。



2008年、 Ristorante FUWA le を愛読していただいたみなさん、ありがとうございます!

この一年を振り返ると、みなさんにとって、どうでしたか???
希望に満ちた新年を迎えられます様に心からお祈り致します。     良いお年を!!



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 1865 )

戻る 進む