*****  2008Nov30thSun   *****   京都の人気の観光スポットランキングの発表と嵐山の今の紅葉のお話し! 
Sunday, November 30, 2008, 23:19 - プチニュース
11月最後の週末はたっぷりと、京都市左京区の嵐山の紅葉を楽しみました!
写真は嵐山の紅葉狩りのベストショットです!小さくて赤い、もみじの葉がまぶしかったです。喜



関西屈指の紅葉スポット、観光客の数が一段と増える季節です。
私が出掛けた時間帯、早朝の時間帯にも関わらず電車はお客さんはいっぱいです。行楽ムード満点。
今日はその観光シーズンのピークを迎えている京都の訪問客の首位争い!?についてです。
京都の地元紙が今朝のトップニュースとして伝えています。

一年中外国人観光客、や全国から旅行者を迎えています。
京都市観光調査の2007年の結果が発表されました。訪問率として発表しています。
訪問率は、市内を訪れた観光客の方々が立ち寄った割合を示しています。
その結果、1位は21.2%で清水寺、2位は15.9%で嵐山でした。1位と2位の差は5.3%でした。
今回の首位で京都の観光の訪問先として、21年連続で清水寺となりました。

この1位と2位の差 5.3%は、嵐山の首位追い上げの勢いを見ることができます。
と、言うのも、5年前(2002年)の訪問率の調査結果では、同様に1位は清水寺、2位嵐山、でした。
しかし、差は 2倍以上もの開きがありました。今回その差を 5.3%まで縮めることができました。

今年(2008年)春、京都市営地下鉄の東西線と京福電鉄嵐山線が連絡しました。
京都の中心地の繁華街からは少し西に外れたところにある嵐山、これで交通の便も良くなりました。
この接続効果で、京福電鉄の嵐山線を利用する乗客の数が増えています。
開通して半年の今年4月から9月の旅客数は、およそ 353万人と発表されました。
これは、去年(20007年)の同時期に比べますと5.2%増しです。
今年の年間旅客数は、8年ぶりに 嵐山線旅客数が700万人を突破すると見込まれています。

実は、22年前の1986年までは、嵐山が京都での一番人気の観光スポットでした。
近年、嵐山の町では「嵐山復活」、首位奪還を狙った街の活性会の動きが大規模で起こっています。
2004年には、地元旅館が共同で、温泉を開発して観光の魅力をプラスしました。
また、オフシーズンの対策として打ち出された、ライトアップのイベント
「京都・嵐山花灯路(はなとうろ)」や音楽フェスタなど、観光客誘致のイベントを仕掛けました。

一方の首位の清水寺、去年(2007年)拝観者数が過去最高の 500万人を超えました。
京都の観光客の数は増えているので、差を縮められたとは言え清水寺も賑わいを見せています。

嵐山の街の人々の地域活性の動きで、「悲願の王座奪還は近い?」と報じられています。
訪問率の上位の観光名所だけに限らず、各地域で積極的に新しい活動が行われています。
こうした街単位の取り組みの積み重ねが、京都の街をますます魅力ある街にしているのでしょう。

今回の、京都滞在で友人がお連れした外国人留学生と一緒にレストランで夕飯を頂きました。
外国語の話をしていますと、それに気が付いた店員さんがすっと「英語メニューをどーぞ。」と
持ってきて下さいました。そんな自然な振る舞いで、親切なお気遣いに、ほっとさせられました。
古都京都の町並みや四季折々の自然の変化、
そこに人々が温かくお客さんを迎えようという心遣いがプラスされて、町の魅力を倍増させています。
思いのたくさん詰まったあった〜〜〜かい町で過ごす、今の少し寒い季節も良いですよ!



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