Thursday, October 30, 2008, 23:40 - 美食
イタリア料理。女性に大人気！中でもトラットリアと呼ばれているカジュアルな店が増えました！
今日の写真、今月偶然にも2度もランチを頂いた、神戸市中央区のお気に入りの料理店のメニュー。
有機野菜を使った、と〜っても食材にこだわりを持つお店です。今旬の野菜が並びます！
ブロッコリーやかぼちゃ、パプリカ、ごぼう、人参、アスパラガス、なすび、いんげん、など。
赤、黄色、緑、オレンジと、鮮やかな色が、さらに目で見る美味しさをプラスしてくれます！喜
さぁ！今日はおいしい話題です！日本の米と西洋文化のパンを融合させた、メロンパンのストーリ！
熊本から生み出された絶品のメロンパン、まずはその盛況ぶりをお教えしましょう！
熊本市内の百貨店で、7日間で8880個を完売！ 1日あたり1200個を売り上げるんですよ！
また、今月（2008年10月）10日、11日の2日間のイベントでは4000個を、同じく完売！
物産展やデパ地下では、思いもよらない贅沢な食べ物に出会えるものですね。
実は、このメロンパン開発したのは、高校生なんです！農業高校の食品加工部の部員のみなさん！
熊本県立鹿本農業高校といいます。2003年に、食品加工部ができました。
以来、農業の持つ問題と、地元からとれる特産品を活かした商品の開発に打ち込んでいます！
部活開設当初から、米粉＝米の粉をパン生地にした製品で
昨今、全国的な農業の根幹であるお米の消費を伸ばそうと働きかけています。
“高校生の手で研究開発”と聞きますと、ういういうしくて、若い力を感じませんか？？？
これまでに、コンビニエンスストアーや百貨店とタッグを組んで、商品化してきています。
そのパワーで、これまでの商品は広く定評で、着実に実績を残して、歩んできています。
例えば、去年（2007）度は、この米粉を使ったピザやパンを、合わせて15万個売り上げています。
コンビニエンストアーや百貨店とタッグを組んで次々に商品化されています。
米粉を使った生地のパン、それは今回のメロンパンが集大成と言えるじゃないでしょうか？！
その、苦労した点というのが、天然の「メロン果汁」を入れる方法だったそうです。
熊本の特産品であるメロンの果汁を入れようと、生徒さん達は着眼しました。
最終的には、メロンの果汁を入れた白玉団子を、メロンパンの中身にしました。
正直、そんなメロンパンって聞いたことないんですよね。
試行錯誤を繰り返して、相当な苦労の下、生まれたアイデアなんでしょうね！笑
それ以外の試作品も紹介されていました。
生地に果汁を直接入れてみたり、メロンジャムにしたり、ねっとりとしたメロンの飴を作ったり。
そうした試作品を踏んで、色や見栄え、食感や風味、などの問題がクリアできたのが・・・！！
天然の熊本のメロン果汁の風味が封じ込められた、白玉団子の入ったメロンパン！です！
名前は「高校生のコメロンパン」と名づけられました！
コメコとメロンパンが組み合わせられたネーミング、ちゃんと高校生が作った事も匂われます。笑
なんと！この「高校生のコメロンパン」は、11月から東京の百貨店で発売されます。
先日、ＴＶ番組で試食されていました。生地のしっとり感が絶品！のメロンパンだそうです。
香りもよくて、上はサクサク、中はふんわりの独特の食感、メロン果汁の白玉もマッチしています！
味は評判で、試食の終わりには、「熊本県の新たな名産品！」との声も上がっていました！笑
これまでに熊本県立鹿本農業高校食品加工部が生み出したユニークなパン、もすごいです！！
古代米を使ったパン、特産のお茶を使ったパン、カレー専門店との共同開発のライスカレーパンなど！
高校生の生徒さんたちが、頭をひねり、おいしいメロンパンを作ることも大変だったでしょう。
この度の東京での発売、製造元となる地元の会社もバックアップして尽力した、と言います。
地域の力が集まったメロンパン、物語を聞いているだけでおいしい満腹感がえられちゃいます！笑
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