****  2008May29thThr   *****    日本列島続々南から入梅宣言!この季節の移り変わりのお話し! 
Thursday, May 29, 2008, 23:09 - プチニュース
西日本は暴風雨で夜が上げました。午前中は広い範囲で激しい雨が降りました。
気象庁は昨日5月28日、九州南部が梅雨入りしたとみられると発表しました。
今年の九州・南部の地域の梅雨入りは、平年より1日早く、昨年より4日早いです。
加えて高松地方気象台も同じく28日に、四国地方が梅雨入りしたとみられると発表しています。
これは、平年より7日、昨年より16日早いです。

また、22日の午前には、気象庁は、沖縄地方と鹿児島県奄美地方が梅雨入りも発表しています。
平年の沖縄地方は梅雨入りは8日頃で、1951年から始まる観測以来3番目の遅さになります。
奄美に関しても、今年は平年より12日遅いと、伝えられています。

今日の話題は一般的に使われている「梅雨入り宣言」について。



天気予報や気象・お天気コーナーなど各メディアを通じて、梅雨の季節の到来が伝えられます。
しかし、「梅雨入りしました!」と断定せず、梅雨入りしたと“みられる”」と表現します。
この“みられる”と伝える理由には、簡単には、梅雨入りしたという明確な指標がないからです。
各地の気象台などで観測に予報を加味して、例年のデータを基に「梅雨入り」を判断します。
毎年、例年に比べたり、前の年に比べたりして報じられるのには、そうした事も理由にあります。
また、農家の方々にとっては、特に「梅雨入り」の時期が重要だと考えられてきました。
なぜなら田植えの日取りを決める目安として「入梅」という暦日(れきじつ)が生まれた程です。

「入梅(にゅうばい)」は古来、特別に定められた雑節の1つで、6月11日頃の事を指します。
この様に、雑節はそもそも、季節をより正確に把握するために特別に設けられた暦日です。
雑節には、春の彼岸、初夏の八十八夜、夏の土用など、一年を通すと9つあります。
本来、入梅は漢語的な「梅雨入り」の表現です。また、梅雨の季節を全般を指す事もあります。

そして、現在ではみなさんがよく知るように気象庁の本庁や全国の管区気象台、地方中枢官署が、
季節の変わり目を告げる「梅雨入り」をしたという発表を行うようになりました。



雨の日は、生活の中で特別に気に掛ける項目がいくつかあります。
「傘」や「洗濯物」「電車やバスなど交通手段の混み具合」「靴・鞄・洋服」・・・などなど。

心地よく快適に暮らすのには、季節の移り変わりを知る事は、やはり重要ですね。


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