*****  2008Oct28thTue   *****   七五三の季節始まりました!晴れ舞台!神戸の湊川神社散策のお話! 
Tuesday, October 28, 2008, 21:30 - イベント
七五三の季節です。おこさんの成長を祝う行事、男の子は5歳、女の子は3歳と7歳の年。
11月15日に、神社や寺に、成長を祝って参拝します!
着物に羽織袴など晴れ着姿の子供達を見て、親御さん達は我が子の成長への喜びも倍増しますね!
今日は、お仕事の合間の時間を使って、神戸市中央区にある湊川神社へ立ち寄ってきました。
とっても良い天気です、空がいつもより高く感じます。
雲もちらほら浮かんでいて空気もさわやかです!
そんな下、すがすがしく、七五三のご祈祷を受けるご家族の姿が見られました。
スーツ姿の男のお子さんもいました。お父様、お母様、も盛装が素敵です。
おじぃさん、おばぁさんも、嬉しそうです!みんな表情がほころんでいます!!

巫女さんにお話を伺いますと、
「10月中旬頃から、特に週末に七五三のお参りに来られる方がいらっしゃいます。
お父様、お母様のお仕事のご都合で、月曜日も多いです。昨日も多かったですよ。」と。





私は境内でおみくじをひいて、2008年の残りの数日を占いました。その結果はともあれ・・・。笑
ここで、古人が信じていた大吉の日を占う、お話をしましょう。
なぜ???七五三が11月15日に制定されたの???というところに繋がります。

暦の上で、吉・凶などを選んだ日の事を、選日(せんじつ)と言います。
こよみに記されている、天象・七曜・干支・朔望・二十四節気などの中に、二十八宿があります。
その選日の1ツとして、二十八宿で吉・凶を占う方法と七五三の日は関係します。

「二十八宿の鬼宿日(きしゅくにち)」という言葉があります。

鬼が唯一出歩かない日で、万事が大吉に!と信じられた日です。嫁取りの儀式もこの日が大吉です。
二十八宿の鬼宿日、かつては、旧暦の15日の事をさします、15日はその月の満月の日です。

古くは中国からの伝来で、人々は季節ごとに天気や農業等、暮らしの祈りを神に奉げていました。
旧暦の11月は、氏神へ農作物の収穫や実りを報告し、神に感謝する、そうした参拝の時期です。
その折に、兼ねて子供達の成長にも感謝し、子供達の未来の加護を祈るようになりました。
こうして、七五三のお参りは旧暦のの11月15日、と決まったんですって。

現在は新暦の11月15日、また地域によっては10月〜11月の週末に行う行事となりました。
3歳・5歳・7歳、本来は数え年でお祝いしますが、最近は満年齢で行われることも多い、そうです。



神社・寺での七五三の参詣でお子様達が手にするうれしいお土産が、千歳飴。私も喜びました!笑
細長い飴が子供達への健康と長寿の願いが込められています、紅白で大変めでたい縁起物です。
千歳飴は、江戸時代の浅草の飴売りが売り出したのが始まり、だそうです。

いつの時代も、子供達の成長と健康を人々が祈る気持ちは変わらないですね。
これから、七五三の準備にお忙しいご父兄の皆様、子供達の晴れ舞台、頑張ってくださいね!



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