*****  2008Dec27thSat   *****   横浜中華街で「関帝廟」と「横浜媽祖廟」について考えてみました!なお話し! 
Saturday, December 27, 2008, 23:53 - プチニュース
海外で年末年始を過ごす人々との出国ラッシュが今日(12月27日)始まりました。
今日1日だけで成田空港からは4万4900人の人が出国したそうです。朝から大変な賑わいでした。
また、成田国際空港会社によりますと、2008年12月19日から2009年1月5日の利用客は、
去年(2007年〜2008年の年越し)に比べますと、13%減の125万人になる見込みです。
海外で年末年始を過ごす人々の数は減少したものの、近場のアジア旅行が人気を集めています。

不況のなか、キーワードは「安」「近」「韓」!だそうです。

韓国への旅行者は、旅行会社の12月の販売実績としては過去最高の見通し、関西で3割り増し!
同時に、帰省ラッシュも始まりました。今年は、実家や近場で手軽に過ごす人々が多いようですね。

さぁ!今日は横浜中華街の話題です。先週、東京に出かけたついでに、2日間横浜で過ごしました。
横浜中華街は、140年の歴史を持ち、日本最大規模、同じく、東アジア最大規模の中華街です!
200平方メートルのエリアに 500店以上の土産や飲食店、中国の輸入食品、雑貨の店等が有ります。
今日の写真は、横浜中華街の中央に位置する。関帝廟(かんていびょう)です。
みなさんご存知の、「三国志演義」の関羽。
三国志のストーリーで、信義や義侠心に厚い武将として名高いのが関羽です。
商売に一番必要な信用をつかさどるとして、商売が繁盛する様にという願いを込めて建てられます。
関帝廟の始まりは、古来の中国では、小説という枠を超えて人々の関羽への信仰がありました。
その民衆の声を聞いた、後の王朝が神格化し、ほこらに関羽を祀った、と言い伝えれれています。

世界中の中華街で見られる関帝廟、そのほとんどが、中央の本堂に関羽、
右側に関羽の養子の関平(かんぺい)、左側に関羽の配下の武将、周倉(しゅうそう)が祀られます。



横浜の中華街、年々、リニューアルされより観光地としての魅力がアップしています!

2004年に横浜高速鉄道みらいみなと21線が開業して、終着駅が元町・中華街駅になりました。
東急東横線も渋谷から直通電車が走っているので、利便性が向上し知名度と人気度を上げました。

また、来年、2009年で開港150周年を迎える横浜、
その節目のタイミングを前に2006年に横浜中華街にも新しい観光スポットが誕生しています。
海の女神である媽祖様を祀っている、「横浜媽祖廟」
ここには、台湾最初の官建の台南市大天后宮から分霊されたことでも大変話題となっています。

ここで、媽祖様のお話し、中国人の家庭には欠かせない女性の神様です。
歴代の皇帝も「天妃」「天后」「天上聖母」などの名を贈り敬意を表しました。
中国・台湾、世界各地の華僑の人々にとって、
自然災害や疫病・戦争・盗賊から人々を護る女神様として、知られています。

その媽祖様に言い伝えられている伝説は、
ある日、媽祖は夢の中で、海難事故に遭遇している父と兄弟を助けました。
しかし、媽祖は「兄を救えなかった。」と母親に、つぶやくのです。
しばらく経って帰宅した、父と兄弟達に話を聞くと、媽祖が話す夢の通りだった、というのです。
当初は、航海安全の守護神として祀られます。効き目である験(げん)が確かなために、
人々は廟を建て、その神通力は、次第に国全体へ広まっていきました。

現在の様に、あらゆる苦難に応える神として祀られるようになった、と言います。
そのご利益は、
家内安全 商売繁盛 心願成就 開運成就 交通安全  旅行安全 厄難削除無病息災 除災招福。



日本三大中華街と言いますと、横浜中華街、神戸南京町、長崎新地中華街です。
地元の方にとっては、「安」「近」「短」の近頃の流行の行楽や週末の過ごし方ですね。
私の家からは、神戸の中華街・南京町が近く、今年のX'masも中華街で友人と夕飯を食べました。
余談ですが、風水に詳しい友人のお話では、中国の文化と歴史に精通する風水の教えでは、
「龍脈」という文化や商売の栄える場所で良い気が流れるエリアがあります。
神戸の場合、中華街〜旧居留地の周辺が、「龍脈」の通るエリアなんですって!
その土地の良い気が通る道で充満していて、朽ち果てる事がない、と言われているそうです。

いずれの中華街も文化の歴史が長く、大変神秘的な場所に感じます!

中国で最大の年間行事、春節祭2009年は1月26日が旧暦の元旦、各中華街で盛大に祝われます!



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