Thursday, April 23, 2009, 22:50 - プチニュース
「青森は花冷えです。」と友人から桜の写真付きのE-mailに元気をもらいました！喜
文字通り、桜の季節に一時的に寒さが戻っているんですね。今日は関西も朝・晩と冷え込みました。
そろそろ大型連休の予定も気になり始めました。
既に海外旅行の予約もOKという方々も多いのではないでしょうか。
今年はなんと言っても高速料金の休日の特別割引後、初めて迎える大型連休です。
レジャーや帰省でマイカーを使う人が増え、例年の倍の渋滞が見込まれていると報じられています。
ETC搭載車での高速道路を使って遠くへ出かけようという計画の方が増えそうです。
大型連休を前に、各地のレジャー施設や観光名所で今年らしさを打ち出しています。
今日は北九州の門司港の新しい観光向けの「トロッコ列車」のお話。今月（4月）26日開業します！
その昔海外貿易で栄えた大正レトロの門司港の一旦廃線となった路線を復活させます。
ご存知、北九州市が観光スポットとして整備している門司港レトロと呼ばれるエリアです。
実は、私も九州には結構知人・友人が多くて行かなきゃなぁ！と考えている地域の1つです。
門司港の今年の大型連休の新しい魅力として加わるこの「トロッコ列車」について。
名前は、門司港レトロ観光線“やまぎんレトロライン”と言います。
トロッコの2両の客車を、ディーゼル機関車で挟んだ4両編成です。定員はおよそ80人。
日本で一番「遅い」しかも「短い」鉄道です！
昨日（22日）、観光トロッコ列車はやまぎんレトロライの試乗会が行われました。
この試乗会では、地元の保育園児が一組目のお客さんとして乗り込みました。
短くて、遅い鉄道、といいましたが、往復にかかった時間はおよそ 20分。
遅いか早いか・・・それだけ聞くと分かりませんが。路線の距離は 2.1�劼任后�
この観光トロッコは鉄道事業法で言うところの、初の「特定目的鉄道事業」としての普通鉄道です。
国土交通省が北九州市と地元の鉄道会社の平成筑豊鉄道の共同の事業として許可されています。
少々難しい言いまわしですが、「特定目的鉄道事業」とは、
景観の鑑賞や遊園地などの遊戯施設への移動や観光の目的だけに開通する鉄道で、
普通の鉄道と比べますと公共性が低いために手続きが簡略化されていて事業が始めやすい、そう。
2005年の国際博覧会の愛・地球博の会場までの路線などが期間限定ではありますが同じ事業です。
このたびのトロッコ列車は、満を持しての観光列車の開業で、お祝いムードが漂っています。
というのも、1929年（昭和4年）に門司港が築港されて、1988年に北九州市が整備事業を始めて、
市が門司港レトロの観光列車に着目し検討し始めたのは、1991年のことでした。年月が流れました。
観光地として門司港レトロと呼ばれて、国土交通省のお墨付きで都市景観100選も受賞しています！
1914年築の国の重要文化財のＪＲ門司駅をはじめとしてレトロな建築が目を瞠ります。
併せて、関門海峡と対岸の巌流島のコースは観光に人気です！
2003年の大河ドラマ武蔵の頃には年間 255万人が集客したんだそう。
人々の思いや魅力がたっぷり詰まった観光地です。
この春開業の観光の「トロッコ列車」、心躍るニュースです！
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