Tuesday, April 22, 2008, 22:38 - プチニュース
関西地方では日中気温は25度を越える夏日となりました!
今日は、岩手県が東南アジアへ日本のコメの輸出を本格的に乗り出した!という話!
最近、シンガポールやマレーシアへ日本の農作物を輸出する動きが盛んになっています。
現地の日本人やおいしいものへのこだわりのある富裕層を狙った動きで、
日系のデパートや百貨店のフェアは、毎回盛況で日本の特産物が海を渡って輸出されます!
今回は、先月(3月)26日に官民合同の組織「いわて農林水産物輸出促進協議会」の設立によって、
本格的に売り込みが始動しました。これまでにシンガポールとマレーシアで市場調査を進めて、
年間およそ22億円の県産品を輸出することを決めました!
今日の写真は、シンガポールの外食=飲食店で目にする「コメ」を使ったアジア料理の数々です!
1.台湾料理のもち米を使った焼売
2.タイ料理のチャーハン
3.中華料理の蓮の葉の包み御飯
4.トルコ料理の焼き鳥に添えられたライス
本年度の計画の第一弾として、コメが輸出されます!
県産の「ひとめぼれ」をマレーシアに15トン、シンガポールに5トン輸出します。
今月末には最初の船便が、東南アジアを目指して出港します!
去年の11月、12月に岩手県がマレーシアで行った県産品のフェアでコメを5トン売れ行きも好調で、
手ごたえを得て、今回の県の農林水産物の輸出を積極的に乗り出すことになりました。
この設立されたばかりの、いわて農林水産物輸出促進協議会は、
県内の全農県本部、農協、漁協、水産加工、酒造など、各方面の19の団体が参加しています。
岩手県の輸出戦略の中核を担う存在として、積極的に活動します!各方面からの期待がかかります。
今後、コメやリンゴなどの農産物、そしてナマコなどの海産物の市場調査を各国で行います。
当面は、マレーシア、シンガポール中国、台湾をターゲットに、県産品のPRにつとめます。
今年(2008年)の秋には、ターゲットの東南アジア4カ国で県産品のフェアを予定しています。
海外での販路の拡大を目指して、具体的には、岩手県の企業と各国の企業をマッチングさせたり、
現地駐在の商社関係者を輸出コーディーネーターとして委託して調査を依頼したり、します。
東南アジアでの販路が拡大に続いて、ロシアや中東での市場を開拓する事を目標にしています。
試食会などを通して、日本の食文化自体の魅力を伝えていきます。
岩手県は今回の輸出の本格的な始動の動きについて、
「コメ、果樹、海産物、花まで品質の高い多品目をそろえられる。」 と、意気込んでいます。
シンガポールで留学した2年間で、多民族国家としての食の魅力を存分に堪能しました。
各料理には、「コメ」を使った代表料理が並びます。調理の方法や味もそれぞれです。
日本の農産物を使った、日本の料理、日本の味、日本食の個性を伝えて頂きたいです!
こうした輸出・輸入などの経済活動を通じて、岩手とアジア諸外国の人々とが互いに理解し合って、
各国の文化交流へと発展するのでしょう。
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