*****  2008Nov18thTue   *****   京都嵐山の写真+話題の大作!映画「レッドクリフ」と三国志の雄大なお話し! 
Tuesday, November 18, 2008, 23:33 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
今日は厳しい冷え込みとなり、ニュースでは、12月下旬〜1月上旬の気温と報じられました。
そして、「近畿地方でも木枯らし1号」が吹いたと、大阪管区気象台は発表しました。
西高東低の冬型の気圧配置となって、神戸ではお昼の1時に瞬間風速 15メートル以上を観測。
去年(2007年)も近畿は同じ11月18日に木枯らし1号が吹きました。明日はもっと冷え込みます。

さて、今日の写真は、紅葉の季節の本番を迎えています、関西を代表する景勝地、京都・嵐山です。
写真↓↓↓↓↓ 渡月橋から川沿いを撮影しました、暗がり立ち並ぶ料亭が灯りに照らされています。
今、観光のトップシーズンを向かえ、この渡月橋の歩道はたくさんの観光客が行き来しています。
“さすが、嵐山!”と思いながら仕事先へ出掛け、人がひいた帰路でようやく写真が撮れました。

今年、2度目の嵐山です。2008年8月10日(金)の記事で夏の嵐山の風景を紹介しています!
(☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「渡月橋」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆
 ****  2008Aug10thFri   ****   
 夏の京都は“納涼床”と“大自然”!京都の街ではんなりしたお話し!)



話題は、先週末に鑑賞した映画、話題作「レッドクリフ」について、です!
今日の新聞記事に、興行収入が3週連続で1位になったと、掲載されています。
これで、日本では、今年公開の作品では連続首位の最多記録となりました。
公開16日目で、既に25億2400万円、動員数は累計で200万人を突破しています!

アジアの映画史上最高額の制作費100億円が投じられた、ジョン・ウー監督の2部作の前編です。

10月30日に、第21回東京国際映画祭のオープニング作品として上映され、
その翌日からの公開で、日本では華々しい映画の封切イベントとなりました。
主演のトニー・レオン、金城武らが来日して映画のPRを行って、話題をさらいました。

英雄伝である「三国志」の物語で最も大きな決戦の1ツであ「赤壁の戦い」を完全映画化したもの。
「バイオレンスの詩人」「アクション映画の巨匠」と呼ばれ映画界に影響を与え続けている、
中国人監督ジョン・ウー(呉 宇森)、「M:l-2」等アメリカ映画でも有名作品を手がけています。

この夏、先駆けて公開した中国大陸、台湾、韓国では、これまでの映画史の記録を塗り替えました。
初日の興行収入が2700万元(およそ4億1500万円)、
上映開始から11日間で中国国内の興行収入が2億元(約31億円)を突破しました!

先日(11月15日)、中国他の国々で後編の予告が一斉に公開され、
「長江が真っ赤に燃える!激烈する戦い」などと注目を浴びて、予告編さえもニュースになります。
後編、「レッドクリフ Part II」の公開は、中国ほか諸外国では来年(2009年)旧正月の頃、
日本では来春を予定しています。私も続編を待ちわびている一人です。笑



去年の秋、私はシンガポールの国立大学の中国語の授業で、「三国志」の教材を何度も読みました。
この「赤壁の戦い」について、ちょうど、この映画で使われている北京語(=普通話)で学びました。
俳優陣の美しい中国語の発音に耳を傾けて、誰よりも、映画を味わっていたのかもしれません。笑

ここで、「三国志」について。中国では歴史現象のまとめを記す書物として正史が残っています。
その中国の歴史正史、二十四史の1つに数えられます。
三国、魏(ぎ)、蜀(しょく)、呉(ご)が、武力で天下を争いました。
漢王朝が没落の後、三国時代についてです。
西晋(せいしん)の歴史家である陳寿(ちんじゅ)によって全65巻が記されおり、
別々だった「魏志」30巻、「蜀志」5巻、「呉志」20巻、が合わせて、北宋時代に出版されました。
陳寿の手がけたの原作「三国志」は簡潔で、格調の高い名文で、後の時代の人々を魅了しています。
さぁ!
その三国志を映画化した話題作、キャストのお話を次回の Ristorante FUWA le でご紹介します!



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