*****  2008Oct18thSat   *****   身体を芯から温める秋が旬の健康入浴剤!のお話し!! 
Saturday, October 18, 2008, 23:45 - 健康・栄養
日中は25度を越えて、各地とっても温かい秋晴れとなりました!

今日の写真は、秋と言えば・・・松茸の季節!その香りを楽しむお料理の1ツ、土瓶蒸しです!
残念ながら、この秋の松茸、市場の八百屋さんの店頭で香りを味わった!ぐらいです。。。

この季節、植物も冬にむけて準備し始めているんです、って。
紅葉し葉を落とした後は、冬芽、休眠芽や球根、根茎を形成して、冬支度をして春を待ちます。

さぁ!今日の話題は、先日の新聞記事から、自宅のお風呂で楽しめる植物の入浴剤について!
東京ガス都市生活研究所が10月16日に発表して、“プロが薦める健康入浴剤”として話題です!!



身近な植物・・・、例えば、菊の花やみかんの皮、生生姜、松、大根の葉っぱ、等
お庭の植物や果物を利用した入浴方です。入浴剤の代わりに、上手く使います!

今、季節を迎えている、菊の花も、入浴剤に使える!んですよ、菊の花のお風呂を菊湯と言います。
菊湯には身体をぽかぽかと温める効能があります。
その実験結果では、菊湯とさら湯の皮膚温度を比較しています。
入浴後に、40分経った時点での皮膚の温度を測定したところ、
菊湯に入った後は、温度が高いままで維持されるという結果です!

その解説によりますと、菊の花の精油成分のカンフェン等が、皮膚を刺激して血行を促進します。
そのため、芯から身体が温まった感覚で、時間が経っても冷めにくいのです。

その方法は、乾燥した菊の花であれば、まず、花に熱湯をかけて15分〜20分ぐらい置いておきます。
ある程度水分を含んだ花をお湯ごと浴槽へ入れます。それで出来上がりです。

また、お庭に洋菊の生の花びらを浴槽へ浮かべても良いんですよ。
摘んだばかりの、生の花びらは香りをたっぷりと楽しめて、リラックス効果もありそうですね。

先日、 Ristorante FUWA le でも紹介しました、
我が家には孔雀アスター=ミカエル・デイジーという種類の菊がたんまりと花を咲かせています!
家の庭で育った植物で、手作りのお風呂!なんだか、聞いているだけで、温まりますね!笑

(孔雀アスターの写真ご覧になりたい方は、バックナンバー10月10日(金)へ移動して下さい!
 ☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「菊」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆

 *****  2008Oct10thFri   *****   
 秋の花の香りと大天使ミカエルの名前を継いだ秋の花!のお話! )



実は、
入浴剤の歴史の中では、こうした植物や漢方薬など薬草を入れて入浴する方法は原点とも言えます。
江戸時代には、“薬湯”という名前で、皮膚病の治療目的で処方されていました。
また、温泉文化の根付いた歴史の長い日本では、湯の花も温泉成分を含む入浴剤ですね。
そして、戦後のお風呂の普及で同時に多種類の入浴剤が発売されました。
現在の最先端の入浴剤は、バスソルトやエッセンシャルオイル等。
癒しや健康を暮らしに取り入れています。

最後に、東京ガス都市生活研究所がお薦めしている、
その他の植物の健康入浴剤の効能を簡単に紹介しておきましょう。
生姜湯は、新陳代謝を活発にし、風邪も引きにくくしてくれます。
ゆず湯は、通常のなんと!4倍もの血管拡張効果が見られます。
つまりは、血液の循環が良くなります、冷え性や神経痛、腰痛などの症状の緩和も期待できます。

身の回りのものですぐに作ることができる、手作りの入浴剤、密かに話題を呼んでいます!
気温のグッと下がった日には、是非植物の入浴剤で、身体の芯から温まりたいものです!



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