*****  2008Nov16thSun   *****   七五三とアジアの頂点を祝う!今日のいろいろなお話!! 
Sunday, November 16, 2008, 23:02 - イベント
今夜東京ドームで行われたアジアシリーズ決勝で日本代表西武と台湾代表の統一が対戦しました。
今シーズン、4度目の胴上げされたのが、西武の指揮官、渡辺久信監督。
この西武の勝利で、アジアの頂点の座は、4年連続で日本勢が制しました!!

さぁ!昨日(11月15日)は、祝いムードいっぱいの日、なんですよ!七五三の日です。
全国的に夜から天気が崩れるという予報もあって、神社でのお参りは昨日がピークになった様です。
各地の神社、寺、教会などに親子連れで祝う姿が見られました。
鮮やかな振袖、はかま姿、タキシード等、子供達の晴れ着が成長の喜びを倍増させてくれそうです。

 Ristorante FUWA le 今日の写真は、上段が神戸市の生田神社、下段が千葉県の成田山です。
2008年のアルバムを見ていますと、今年は神社にたくさん行きました!
先日10月28日(木)に神戸市の湊川神社の七五三のお話を掲載しています!ご覧下さい!
(☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「七五三」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆
 *****  2008Oct28thTue  *****
 七五三の季節始まりました!晴れ舞台!神戸の湊川神社散策のお話! )

 

平安貴族が創めた氏神様へ感謝する行事、が武家へと広まりました。
死亡率が高い昔には、7歳まで生きられる、ということ自体が、大変ありがたいことでした。
そのため、7歳までの子供は神様から預かり物として考えられていて、
奇数の年=陽数に 5歳も 3歳も、神様へ成長のお礼をしていました。

儀式や祝いとして、 3歳には「髪置き(かみおき)」で髪を伸ばし始める節目
5歳には男児は「袴着(はかまぎ)」で初めて袴を着けました
7歳には女児は「帯解き(おびとき)」で大人の帯を結びました。

「7歳までは神のうち」という言葉もあり、民間では7歳のお祝いが最も盛大に行われていました。

子供の成長を「盛大に祝う」。先日、新聞で紹介されていた盛大な祝宴、結婚披露宴並みです!
なんと!!総額 100万円以上、出席者 50人!という 驚 パーティーがホテルで開催されています。この七五三披露宴のお話は茨城県、千葉県のホテルでも 20〜40人規模の宴会が中心だそうです。
実は、全国の中でも千葉県と茨城県は、七五三を盛大に祝う地域として知られています。
神社の参拝や正装での記念写真の他に、古い儀式を受け継いでいる地域も多いです。

 

七五三は、関東地方から広まった地方風俗、風習として定着したのは、その名前が付いた明治以降。
一方、関西圏では、その他に、子供の成長をお祝いする行事があります。
十三詣りです、最後に、紹介しておきましょう。
十三参り、旧暦の3月13日、現在では月遅れに4月13日に数え年で13歳の少年少女がお参りします。

   「これから先の万物の福徳と英知をさずかるために虚空蔵菩薩に参詣する行事」
=子供達が大人になったことに感謝して、虚空蔵菩薩(こくうぞうぼさつ)に参詣する行事。
と、江戸時代上方発祥で伝えられました。別名で、「知恵詣り」、「知恵もらい」とも呼ばれます。
上方といいますと、王や皇帝が住む都の周辺地域を畿内と呼び、そこで栄えた文化。
この時代で京都や大阪など言う、やはり関西地方発祥の風習でしょう。
現在は、関東でもこの習慣も浸透して浅草寺、関西では京都嵐山の法輪寺が十三詣りで有名です。

時代や場所が変わっても、子供達への愛情の深さは同じです。子供達が笑顔で輝きますように。。。



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