Thursday, April 16, 2009, 23:43 - お笑い
今日は、大阪・ミナミの道頓堀川から引きあげられたカーネル・サンダース人形の続報です。
文化財保存の専門団体にカーネル・サンダース人形は委ねられ修復作業が行われます。
こうして修復作業の話が進められており、6月下旬には作業を終えて一般公開される見通しです。
みなさんご存知と思いますが、24年間川底で眠っていたところを「救出」されました。
長年へドロに埋まっていた、その汚れ具合が「風合い」や「風格」と表現されていました。
今回、このへどろの風合いを現状維持する形で修復作業をリクエストしている、とのことです。
ここまでの、カーネル・サンダース人形の一連の春の椿事をおさらいしておきましょう!笑
先月(3月10日)の夜、カーネル・サンダース人形のまずは上半身が道頓堀川から見つかりました。
1985年に阪神が優勝したときにファンが投げ込んだとみられる行方不明の人形です。
以前、関西ローカルのバラエティー番組では「カーネル・サンダース捜索」等が行われていました。
阪神タイガースが日本一になるのには、カーネル・サンダース人形を見つけ出さねば!?と。笑
今回、上半身が発見された日の報道でも、
各誌が、アメリカ大リーグ・レッドソックスの「バンビーノの呪い」の話まで解説して、
タイガースの優勝と人形には関係があるのでは!?とファン心理をあおりました。
翌日(3月11日)には、下半身と右手が発見されその喜びは大きく伝えられました!
そして3月13日、当時かけていたメガネを作った会社が同じメガネを寄贈する、と手を上げました。
カーネルさんがかけているメガネがメガネの生産が盛んな福井県鯖江市で作られていたというのも、
みなさん驚かれたのではないですか???笑
現存していた最後の1ツの在庫を業者がプレゼントする、なんともほほえましいお話しです。
その日、
大阪市の平松邦夫市長が日本ケンタッキー・フライド・チキンの渡辺正夫社長に返還されました。
大阪市の市長が登場したのにも理由があります。近年大阪は川の水辺の環境工事を続けています。
道頓堀川の水辺工事の磁気探査の作業中に見つかったのは、知っていましたか???
これは、大阪の水都としての再生を進める取り組みの工事の最中だったんです。
大阪が最も力を入れている事業が、「水都大阪」として生まれ変わろう!と街をPRしています。
カーネル・サンダース人形の発見で脚光を浴びてタイミングが良く、大喜び!?なんです。
大阪は水の都として多くの歴史を重ね文化を育ててきた街です。
川の水質を改善しようと真珠の養殖を行ったり、クリーン大作戦を仕掛けたりしています。
そして!!今年は「水都大阪2009」として、「川」をテーマにした町づくり運動を展開しています。
大阪府・市・経済界がタッグを組んで官民一体でさらなる復興を働きかけています。
私も先日、道頓堀のリバークルーズで夕暮れ時に川から町の景色を見ました。
Ristorante FUWA leの4月2日の記事でも道頓堀川から撮影した写真や周辺について掲載しています。
是非ご覧下さい!
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***** 2009Apr 1stThr *****
新しい春の顔・大阪道頓堀のネオン看板から始まるぐるっと関西のお話し!)
今年大々的に開催されるイベントが「水都大阪2009=AQUA METROPOLIS OSAKA 2009」です!
開催期間は、8月22日〜10月12日
大阪の中心地を流れる川を「水の回廊」として都市資源として街づくり活動を創出しています。
そして!!その一環で来週末(4月25日(土))には、市民参加型のイベント、
川のリバークルーズと大阪城や川辺の散策を平松邦夫大阪市長の案内で
「クルーズ&ウォーク」と題して開催されます。
このイベントを皮切りに、市民ガイド=エリアクルーが水都を案内するツアーが実施されます!
大阪をお越しの際には是非!自慢の川や水辺の町並みの景観を楽しんで下さい!
新しい発見で大阪の街のイメージが変わるでしょう。
川にかかる重厚な橋や浮かぶ舟など、私もしばしばその風景に癒されています。
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