Friday, May 16, 2008, 15:42 - プチニュース
先月シンガポールの地元紙の誌面を賑わしたのは、来年（2009年）オープンの初のカジノについて！
カジノの総合リゾート複合施設の、シンボルとも言える「空中庭園」の工事が受注されて、
その全貌が明らかになりました。国の観光産業に活気を取り戻そうと、ますます期待がかかります。
この空中庭園「スカイパーク」が完成しますと、
シンガポールでNO.1の夜景スポットになりそうです。笑
現在、建設中のカジノ施設の総合リゾート地がオープンする場所が、
みなさんにもお馴染みの、マーライオン公園があるマリーナベイと呼ばれる海沿いのエリアです。
そのベイエリア（湾岸）に、総合のエンターテーメント施設として1ツのカジノ街がオープンします！
最新の会議施設、美術館、飲食街、カジノ、3軒の5ツ星ホテル、等の建設が進められています。
このカジノ総合リゾートに、シンボルとして 「空中庭園スカイパーク」が加わります！
奇抜で斬新な設計、3棟のホテルの屋上に跨る巨大な庭園となります。高さは地上から190mの所。
このスカイパークの大きさは、幅が40m、長さが360m。舟の形をしていて67mに渡って、
3棟ホテルの屋上の部分から張りだしていると言います。正に空中の庭園です！
3つの高層ビルに支えられる、巨大な空中庭園になります。この構造をイメージできますか？？？
スケールの大きさは建設工事の数字が物語っています。 その鋼材の総重量は、5200t（�邸法�
庭園部を地上で一旦作って引き上げます、その構造物の重さは、予想で最大700t！
「メガリフト」という工法を採用して、組み立てた構造物を地上190mの高さまで引き上げます！驚
金融街の夜景や、マリーナエリアに広がる町並みなど、シンガポールの極上の風景が広がります。
また、このスカイパークが跨っているという、3軒のホテルはいずれも5ツ星の高級ホテルです。
さらに、この空中庭園にはスパやプール、レストラン・・・などのリゾート施設が完備されます。
シンガポールNO.1の絶景と共に極上の時間が過ごせそうです！
シンガポール政府は、現在、この2009年、2010年と相次いでオープンさせるカジノの総合リゾートで
観光の魅力アップを狙います！2015年までに海外観光客の数を1700万に増やす計画です。
近年アジア全体の観光産業の成長でシンガポールは近隣国の勢いに遅れ−15％低迷しています。
ここで、シンガポールのカジノ建設への背景を簡単にお話します。
シンガポールは規制国家で知られていますが、2005年低迷中の観光産業の勢力挽回の解決策として政府がカジノ解禁を決定！その上で、観光資源の充実化を図り国際観光収入拡大を計画しました。
2015年までに、当時のおよそ3倍の300億S�法陛�時の日本円で 2兆3000億円）を目標にしています。
ちなみに、シンガポールで初となるカジノの総合複合施設事業を一手に引き受けているのは、
マカオのカジノ施設をリーダー的に手掛け、存在感のあるアメリカの大手のラスベガス・サンズ社。
去年、しのぎを削る激戦の競売の末に、記念すべき第一号の落札者となりました。
政府の発表によりますと、落札の採点は100点満点で審査され、その基準は観光客の集客力が40点、建物のコンセプト・デザイン力が30点、投資能力が20点、企業の財務運営能力が10点、でした。
アメリカのラスベガス発祥の、カジノを核とした複合施設としてのエンターテイメントリゾート。
豪華ホテルや、一流の劇場、高級ブランドのショップ街等、家族が一緒に楽しむことができます。
このカジノを呼び水に打ち出した観光誘致の動きがアジア、ヨーロッパへと広がりをみせています。
政府や自治体は、単価の高い富裕層家族を呼び込む事で経済効果も高いと考え誘致しています。
2010年！！シンガポールの壮大な国家プロジェクト「リゾート・ワールド・アット・セントーサ」が完成！
これは、シンガポールで2箇所目となるカジノの総合リゾート施設です。
そこには、ユニバーサル・スタジオ、世界最大の水族園、海の博物館、3つの劇場などの施設。
この施設だけで、初年度には年間1000万人の入場者、10億〜20億の売り上げを見込んでいます。
観光立国として魅力ある街への巻き返しを、今後政府は観光資源開発事業で実現させていきます。
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