*****  2008Nov15thSat   *****   和歌山県白浜町発!!双子のパンダの赤ちゃんの命名のお話!! 
Saturday, November 15, 2008, 17:53 - プチニュース
今日の話題はパンダの赤ちゃんの命名のニュース!
和歌山県・白浜町にある動物園、水族園、遊園地が一体となった複合テーマパークの
アドベンチャーワールドがあります。日本にいる 9頭のパンダのうち 7頭がここにいます。
中国国内を除くと、世界で最多のジャイアントパンダで繁殖を成功の実績があります。
この秋産まれた、生後 2ヶ月の双子のパンダの赤ちゃんに名前が付けられました!

さて!その和歌山県白浜町の、景勝地が3つあります。三段壁・円月島・千畳敷。
今日の写真は、三段壁(さんだんべき)は、鯨の群れを見つける監視場だったと言われています。
南紀の海の雄大な景色を望み見ることができます。高さ50〜60mの断崖絶壁が 2km続いています。



今年(2008年)、9月13日にアドベンチャーワールドで産まれた、
双子の赤ちゃんは、親の世代から日本生まれで、初の「純日本生まれ」のジャイアントパンダです。
今週、木曜日(11月13日)、命名された名前が、そのかわいらしい姿と共に公開されました。
このパンダの赤ちゃんの応募には、一般の方々から、海外などを含んで 1万993通寄せられました。

命名されたそれぞれの名前には願いがこめられています。
メスの姉には梅浜(めいひん)、
「梅」   梅の産地和歌山県に生まれ、
「浜」   海辺の町である白浜の温暖な気候の中ですくすく育って、
 将来、祖母の「梅梅(めいめい)」のように、たくさんの子供を授かって
 賑やかな大家族をつくってほしいと。

オスの弟には永浜(えいひん)、
「永」   
「浜」   白浜で生まれた新しい世代のオスとしてたくましく成長して、
 幸せな家庭を末永く築いてほしいと。

生まれた時は200g程でした、現在、梅浜は体重2624g、永浜は 2420gと、すくすくと成長しています。
一般のお客さんもその姿を見ることができます。12月からは一般公開の予定、
それまでの間は、一日に平日は1回、土日祝日は2回、体重測定の様子を公開しています。

さて、アドベンチャーワールドは、
平成6年から、12年間に亘って中国との協力でジャイアントパンダの繁殖事業を進めています。
中国の成都大熊猫繁育研究基地本部から日本支部の肩書きを持ち、
これまでに、 10頭の繁殖実績があります。そのうち 7頭が無事に成長しています。
また、中国の国外でパンダを飼育している施設としても、世界一の規模です。

ワシントン条約において、絶滅の危惧の種のために「贈与」は難しくなり「貸与」となっています。
今回の、生まれた赤ちゃんも、成都大熊猫繁育研究基地本部が所有しています。

 

さぁ!そして、みなさんご存知だと思います。野暮なお話ですが、そのレンタル料金の高額なこと。
そのレンタル料金は神戸市立王子動物園で年間、つがいで 100万ドル(1億円)と報じられました。
今回、この双子のパンダの命名のニュースと共に、気になるところ。。。と話題になっていました。
科学雑誌「ナショナルジオグラフィック」によりますと、
通常で中国から借りたパンダから生まれた子供は、
一頭当たり 60万ドル(6000万円)双子になると120万ドル(1億2000万円)、だそうです。

今年(2008年)の5月、胡錦濤国家主席の来日で「パンダ外交」の言葉が繰り返し聞かれました。
これは、その来日の1週間ほど前に、東京の上野動物園でパンダのリンリンが死亡したために、
(当時の)福田康夫首相へ「日本にパンダ2頭を貸与する」意向を主席側から伝えたというものです。
こうした流れで、パンダの有償貸与、その金額の事、世間でささやかれる様になりました。

動物園関係者は、希少動物の保護という動物園の役割を果たすために支払っていると言います。
今後もますます、日本国内での、パンダの生態研究が進んで、保護や繁殖へ繋がることを願います。
双子の赤ちゃんパンダ、アドベンチャーワールドの梅浜と永浜の愛くるしい成長の姿、
子供さんや、多くの来場者の方々の「笑顔」を生んでくれそうです。是非白浜町へお出掛け下さい!!



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