Thursday, January 15, 2009, 11:08 - プチニュース
日本の冬は、寒さの厳しい日には目覚めた時に冷え込みを感じます。今朝はそんな目覚めでした。
天気予報によりますと、今日（15日）は、全国的に昨日よりさらに寒くなりそうです。
日中の最高気温は、北海道で氷点下、関東地方でも7℃前後までしか上がりません。
北日本では、冬の嵐に注意が必要となります。
これは、昨日から日本列島の流れている上空の寒気が強まっているためです。
北海道から山陰まで日本海側は引き続き雪が降りやすい天気です。
北西の風が強く吹雪く所も多くなりそうです。太平洋側でもところにより雪が降りそうです。
今日は、各地で大雪・暴風や津波にもに警戒が必要です、ご注意下さい。
Ristorante FUWA le 引き続いて写真は、今週友人に撮影して頂いた山形県の雪景色です。
雪深い町では除雪車が走ったり、雪かきしたりする光景が日常では欠かせません。
今日の話題は、そうした雪国での生活を日帰り体験するユニークなツアーです！
雪かきのボランティア活動に参加して、その後観光や温泉、地元の食事も楽しんで帰って来れます。
福島県・会津地方で、雪かきのことを“雪かたし”と言います。
ツアー参加者は地元の高齢者の方々の“雪かたし”をお手伝いします。
今回、福島県の会津地方の2つの町で来月（2月）に初めて開催されます！
地元貢献と、冬の会津の魅力を満喫できる食と観光がセットになりました。
旅行会社と地元団体が連携して組んだこのツアーの旅行代金は、500円！
福島駅に朝集合して、福島県の南西部の奥会津で半日を過ごします。
ツアー代金には、往復バスの交通費、近隣旅館での会津の食と入浴、観光料金が含まれています。
参加の条件は、中学生以上で体力がある人。定員30人のところ、人気のため既に完売しています！
このツアーを考案したのが、地元団体の「会津地方雪交流推進ネットワーク会議」。
市町村と地方振興局で構成する団体で、地域住民の負担の軽減を図るために、
ツアー参加者にも魅力のツアーにしようとＰＲしてきました。
近年、豪雪の地域での雪かき作業が青少年の体験活動として注目されています。
2006年頃から「雪かたしボランティア」を募ったところ、これまで700人の県民が登録しています。
今回のツアーは、福島県の西南部に位置する柳津町と三島町にて、決行されます。
2時間の雪かき作業を行った後、柳津町の福満虚空蔵尊円蔵寺への参拝を予定しています。
地域交流にもつなげたいと関係者は期待しています。
最後に、柳津町について。1200年の歴史がある福満虚空蔵尊円蔵寺を中心に栄えた門前町です。
福満虚空蔵尊円蔵寺は日本３大虚空蔵尊の一つの数えられ、
丑（うし）年、寅（とら）年生まれの守り本尊です！12年に一度の「丑寅まつり」が始まりました！
2009年の年明け早々、境内は大変な賑わいを見せています。
去年の参拝者はおよそ2万人、今年はその5倍近い、9万8000人！の方が訪れています。
また、日本一の出力を持つという地熱発電所があり、温泉街も開けています。
昔も今も湯治客が訪れます。今年は「丑寅まつり」で思考を凝らした行事を開催していく予定です。
今回の柳津町への旅は、食や温泉の魅力をたっぷりと満喫できて、地元のお年寄りの役にも立てる、
と、ツアー参加者にはダブルで嬉しい体験になりそうです。 気を付けていってらっしゃいませ！
| このエントリーのURL |
( 3 / 1913 )戻る 進む
