*****  2008Mar13thThr   *****    関西のノリ!?で世界で活躍するインテリアデザイナー森田恭通さんのラグジュアリーな空間! 
Thursday, March 13, 2008, 16:23 - プチニュース
大阪梅田の昼下りの町中には、卒業式の帰りの袴姿の女子学生の団体がたくさん見られました。
とても暖かな春の日です。さぁ〜っ!ラグジュアリーな空間を求めて!?笑 東京へ向かいました!
東京へ着く頃には、辺りは真っ暗で高層ビルからまばゆいばかりの夜景を見ることができました!

さて、今日の Ristorante FUWA le は、
世界を舞台に活躍する関西出身のインテリアデザイナーの森田恭通(やすみち)さんについて。
今日の写真↓↓↓↓↓ は、彼が出掛けた六本木の大型商業ビルの、4階にあるバーのテラスです。

内装は赤や黒を基調としたゴージャスで色気の漂う心地よいバー空間が演出されています。
美術史を代表する作品やお馴染みの像が並びます。この写真をよ〜く見て下さると分かりますが、
キラキラ光っています!この光は大粒のクリスタル、像にうんっと!(無数に)散りばめられています!


この大型商業施設は2006年の夏にオープン、
地上4階・地下1階の飲食施設の上層部3・4階の内装は森田恭通さんの敏腕に託されました!
コンセプト「他に類を見ない世界中のセレブリティの社交場」の基、デザインを手掛けました。
クリスタルの埋め込まれたこのオブジェは、テラスの外側の部分にあります、
写真↓↓↓↓↓ 奥の窓からは室内の大人っぽい雰囲気のバーカウンターが見えています。



さて、森田恭通さんは、現在はロス・ニューヨーク・香港などで室内装飾家として活動します。
簡単に彼のこれまでの活動を振り返ります!大阪産まれ、高校時代は神戸に通っていました。
その頃、ブティックのショーウィンドーのディスプレーのアルバイトがルーツと言われています。
18歳の時、神戸の三宮で初めて手掛けた飲食店以来、2001年には香港にデザイン会社の設立、
2004年ニューヨークの和食ダイニング「MEGU NEW YORK」、
2006年4月19日にアメリカ「トランプワールドタワー」1F「MEGU MID TOWN」のインテリア他。
またたく世界中から依頼が殺到する人気デザイナーとなりました。

また、プライベートでも去年(2007年)の秋、女優の大地真央さんと結婚しました。
先日、関西のローカル番組に奥様が出演していましたが、「お笑い」通の意外な一面を見せ、
それがご主人の森田さんがご自宅でしょっちゅう見ているお笑いのDVDの影響だと、話していました。

デザイナーとしての森田さんの本題から外れているように感じるかもしれませんが、
実は彼のデザインは、関西流の“ツカミ”と“オチ”という笑のセンスに精通しています。
度々、インタビューで、   「デザインには“ツカミ”と“オチ”が必要だ!」   と言います。
そして、ユーモアが溢れる彼の凄腕は、業界の伝説として「森田マジック」という名を持ちます!
デザインした店舗には、必ずと言って良いほど、客が集まり、そこにある商品が売れるからです。
森田さんの手掛けるデザインの流儀には「人の行動を感化する“ツカミ”と“オチ”が絶対大事」、
このポリシーは彼のデザインの中に巧みに仕掛けられ、訪れた人々の行動と心理を読みます!
併せて、そこで働く人々の働きやすさな等、黒子側の立場も気遣い、商売を繁盛させるといいます。

今や「デザインは商売の起爆剤!」という名台詞を残して、デザインを哲学する森田さん。
“ツカミ”で人を引きつけ、“オチ”で話題を作り自然と口コミ(くちこみ)というツールを狙います。
商売の効率を考えた店舗・厨房設計なども定評です。現在は講演活動にも引っ張りだこです。



ちなみに、私個人としては、2002年に森田さんが手掛けた京都府の京福電車の「嵐山駅」を
当時、リポーターとして中継したので、とても印象深く覚えています。足湯が後に設置されました!
駅のコンコースに竹林の小径を作り、照明を使い温かな空間を演出していました。
観光客の方々がわくわく胸を躍らせて通るこの駅を、出迎えの場所として位置づけたのでしょう。

「その空間に集うすべての人がハッピーになること。」
それが、訪れた人を魅了する森田さんの空間作りの流儀の要です。



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