****  2008Aug10thFri   ****   夏の京都は“納涼床”と“大自然”!京都の街ではんなりしたお話し!  
Sunday, August 10, 2008, 23:18 - プチニュース
夕焼け空にピンクとブルーに染まる雲が連なっていました!
ここ数日、神戸・大阪・京都と、きれいな夕暮れの空を見ることができました!

さぁ!まずは、イベントで季節を感じる常夏のシンガポールの話題、
(2008年)8月6日から「OCBCシンガポールシアターフェスティバル」というのが始まりました!
OCBCとは地元の銀行の名前、シアター=劇場のフェスティバルです。
地元銀行がシンガポールの芸術をサポートする活動として開催している演劇のお祭り、
8月24日までの3週間の開催期間中、6劇団の14ステージが国立劇場エスプラネードで見られます。

シンガポール最大のシアターフェスティバルと謳われ、地元企業の力で芸術の発展を願っています。
祭りはは2006年から始まり、2年に1度の開催、ということで今年は第2回!
エスプラネード・シアターや国立図書館など、市内各所で大イベントとして封切られました。
まだまだ、歴史の若い芸術イベントです。こうした、手軽に演劇に触れる機会が市民に浸透すれば、
老若男女問わず演劇に関心が広がって、芸術活動が活性化されそうです。





日本は、夏本番です!さぁ!京都の夏の風物詩って、何か浮かびますか???
京都の町の夏に欠かせないのが、“川床(かわどこ)”=納涼床(とこ:どこ)と呼ばれています。
川沿いの景色に溶け込むように登場するのが、料亭や飲食店の店の屋外席、特別に設置されます!
毎年5月〜9月頃までの間、川のせせらぎを聞きながら、屋外で食事ができます。

京都の街中、四条を歩いていますと、鴨川にも 90軒近い川床を見ることができました。
テラス席の純和風バージョンと言えます!この鴨川沿いの床(とこ)は、高床式になっています。
川沿いに並ぶ和風の佇まいの店舗、そのフロアーから床続きになっていて、2階くらいの高さです。

このお座敷席の床(とこ)は、京都で長年に渡って、夏の風物詩として親しまれています。
以前は高級料亭の高級席、というイメージで少々敷居の高いイメージでした。
今回、気がついたのは、カフェなどの、今どきっぽいおしゃれな店の川床もありました!
ガイドブックを改めて探してみますと、この鴨川沿いの街中の床は大人気だそうです!
どこの店も、川床のお座敷席には予約が必要で、ランチとディナータイムに分けて、
メニューや値段が設定されています。若い人たちもこの納涼床で京都の夕べを楽しんでいます!

シンガポールからのお客さんが大変喜んだのは、この川床を出す店の玄関の並び沿いの柳道です。
鴨川と店を挟んで逆側の通り、飲食店がひしめき合って立ち並んでいます。
そこに、細い高瀬川というのが流れています。柳の木、赤い欄干の小さな橋がいくつもあります。
「タイや上海の町にもそっくりな場所があるよ!!何だか落ち着く風景。。。」と言っていました。

鴨川以外にも、京都市内では、貴船、高雄、鷹ヶ峯などの水辺沿いで川床があります。
少し分かりにくいのですが、↓↓↓↓↓ 写真の右側が鴨川、左側の建物が床を出す飲食店です。



今回、3年ぶりの京都滞在でした。京都を代表する観光地嵐山にも行きました。
初めて、夜の暗がりの渡月橋を渡りました。いつも観光客で賑わう昼間の嵐山とは全く別の顔です!
渡月橋、きっと多くの方がTV等の映像で見たことがあるでしょう。
紅葉や桜で染まる嵐山の自然に溶け込んでいる、木造の欄干の大きな橋です、桂川にかかります。
そもそも、嵐山は京都市街の西にあり、平安時代に貴族の別荘地でした。
現在は、国の史跡、名勝に指定されています。竹林や寺院めぐり、などの観光名所です。

夜の嵐山は、やはり渡月橋からの景色が風流です。そびえる山々は暗がりでも存在感があります、
桂川には小さな船がグループで浮かんでいます。この舟は鵜飼の芸を楽しむ観光の子舟です。
行燈の小さな灯りが川面を照らし、景色に華やぎを添えてくれているようでした。

滞在時間が短い!!と感じる程、魅力の詰まった京都、
京都の人に「京言葉」で親切に声をかけて頂いて、京のはんなりした言葉に癒されました。
温かい人々と、大自然が楽しめる京都、夏の街歩きが楽しめます!!



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