Friday, July 10, 2009, 23:44 - イベント
嵐の様に一晩中風がびゅんびゅん吹き荒れた翌日の今日、
雨が降ったり止んだりして空は厚い曇で覆われていました。
今週火曜日のRistorante FUWA le で予告しました。
本家本元の台湾で祀られている、縁結びの神様「月下老人」の参拝スポットについて、です。
メディアで取り上げられている数字で言えば、“一年で 6千組を超える”カップルがゴールイン！
というすごい効力！？ご利益のある神様なんです。笑
「好きな人がいる場合は相手の名前と今後どうなってゆきたいのか」を伝える、
など困った時は神頼み、恋に悩む人々の駆け込み寺的存在の様です！
ここを訪れた若者達は、月下老人に恋愛の手助けをお願いするのでしょう。
始めに、今日の写真についてご紹介します。
中国の祭りでは、線香とお金に見立てた紙の束を燃やします。
台湾の恋の駆け込み寺でも、線香とお金に見立てた紙の束を買ってお供えするそうです。
同じ仏教や道教をルーツに持つ祭りや寺でも、独特のルールや方法があることもありますね。
日本で神社仏閣で参拝すると時に、線香やろうそく、絵馬を買うのと同じです。
↓↓↓↓↓ 写真は、華僑の方々が人工のうち7割を占めるシンガポールで、
中元節、という日本のお盆にあたる行事の模様です。
金・銀の延べ棒や、紙幣、メダルのイミテーションを備え、あの世の人々に奉げます。
その季節、地域毎に、赤色と金銀の豪華な祭壇や、それを燃やす儀式を目にすることができます。
さて、話は月下老人に戻ります。この神様、中国文化では日本の桃太郎の様に、有名な物語です。
今年からは横浜中華街でも本場台湾から「月下老人」を祀り大々的に“良縁祭”を始めました。
運命の赤い糸の語源のこの神様、良縁を祈願の後、文字通り“赤い糸”を持ち帰ります。
台北市で２箇所、「台北霞海城隍廟」と「龍山寺」とで参拝することができます。
長いヒゲを蓄えて、赤い糸と腰に小さな袋やひょうたん、等を持った老人です。
台北霞海城隍廟の「月下老人」は、たくさんの神様と一緒です。
高さ40�冂�の小さな神様ですが、噂が噂を呼び、世界、そして日本へもこうして話題となります。笑
迪化街という乾物問屋、漢方薬問屋が集る地域にあります。
また、もう1ツの龍山寺は台湾で最も古い寺です。
良縁の赤い糸は、一生で1本だけを手にします。
2つの寺を廻ったから赤い糸も2本！でダブルのご利益！というのは基本駄目だそう。
恋を結ぶ神様として「月下老人」には、
「名前、年齢、住所」「好みのタイプ」まで神様に伝えるんだそうです。。。
京都のある寺はご利益で有名で、
「住所変更」の申告や「お礼参り」が必要で、引っ越したら引越しもお知らせします。笑
もしかすると、「好みの異性のタイプ」が変わったら
月下老人に「タイプの変更」を知らせにお参りにいった方が良いかも！？しれません。笑
各所の月下老人、どこかで機会があれば、是非その御利益にあやかりたいです！
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