Tuesday, December 09, 2008, 23:48 - エンターテイメント（MUSIC/MOVIE/BOOKS）
関西はお昼頃から天気は下り坂、雨が夜までしとしと降り、冷え込みは和らぎました。
久しぶりに雨が降る中、傘もささず、友人達と駅へ向かって走りました。
昨夜から、「明日は一日中雨が降ります。」と天気予報通りのお天気なのに。。。
私達、そろいも揃って誰も傘を持っていませんでした。笑
そろそろシンガポールも長い雨季に入ってるかも！？そんなことを思いながら、小走りに急ぎました。
2005年〜2007年のシンガポール滞在中、私はFMのラジオDJとして天気予報コーナーで逆に、
「お出掛けの際には傘の携帯をお忘れなく。」とリスナーさん達へお知らせしていました。
ちなみまして。。。今日の写真は、2007年の12月の初旬のシンガポールのオーチャードロードです！
百貨店やブランドショップが立ち並び、日本の銀座と言われているメインのショッピングロードです。
北緯1度のシンガポールは常夏、12月でも南国の街路樹が青々と茂っています。多国籍な人々。
その通りに11月下旬頃、お目見えするのが。。。クリスマスの飾り！写真をよ〜く見てみて下さい！
先日12月1日、世界エイズデーでした。毎年赤いリボンを広告にキャンペーンが世界で行われます。
レッドリボン呼ばれ、シンボルマークです。国連合同エイズ計画でもあります。
「エイズ患者に対する偏見や差別を持たない、エイズ患者への理解と支援をする社会運動」です。
この運動の始まりは、1980年代の終わり頃です。
ニューヨーク等を中心に、若者に有名なアーティスト達がエイズのために亡くなりました。
旅立ったアーティスト達への追悼の意を仲間達が行動を始め、
さらに、エイズという病に対する理解が必要だと分かりました。
その意志が詰められたのがこのレッドリボンです。それがシンボルとして、世界へ広まっていきました。
日本では「Act Against AIDS」というイベントが、エイズの知識に関する啓発活動としてあります！
毎年、俳優やミュージシャン、など大勢のアーティスト達が参加しています。
今年（2008年）、最も話題になったのが、桑田佳佑さんの横浜国立大ホールでのライブでした！
「昭和八十三年度！ひとり紅白歌合戦」と題して、昭和の名曲を「ひとり」で熱唱しました。
頭文字をとって「AAA」と省略され、レッドリボンと共に、日本ではよく見かけます。
昭和の時代を彩った61曲をコミカルなエンターテイメントショーとして再現しました。
さすが！！桑田佳佑さん。
一人で紅組、白組みの歌手を務めて 3時間を超えるステージに仕上げました！
その様子が、衛星放送で放送されていました。
ステージの憂愁の美を飾る、おおとり、紅組はジュディ・オングの「魅せられて」。
桑田さんは、真っ白でキラキラ光る派手な衣装で7mの高さまで両手を広げて舞い上がり、
ダンサー達が踊っているステージの下の段まで延びるドレスは10mも広がっていました。
白組は、和田アキ子さんを和田アキオさんと称して「あの鐘を鳴らすのはあなた」。それも桑田さん！
その他にも、グループサウンズやニューミュージック、フォーク、演歌やアイドルの曲まで。
桑田佳佑さん自身が遊び心たっぷりに企画、演出しています。
これまでにも「AAA」のイベントで茶目っ気たっぷりの、一人イベントを開催しています。
ここでざ〜〜〜っと紹介しますと、
1996年 JAZZのスタンダードナンバーを歌った「夷撫悶汰（いぶもんた）レイトショー」
1997年 “歌謡”サスペンス劇場
1998年 パジャマとスリッパ姿で熱唱するオールリクエストショー
1999年 エリック・クラプト“ソ”横浜公演
2000年 桑田佳佑が選ぶ20世紀ベストソング
2001年 桑田佳佑PLAY“ザ・ビ−トルズ”「クワガタムシvsカブトムシ」 などなど。
一ひねりも二ひねりも、桑田さんスパイスの効いたイベントです。ファンにはたまらないですね。
「AAA」のスローガンは「エイズを知ろう・防ごう・付き合おう」。
毎年、賛同したアーティスト達が集結し、東京、名古屋、大阪など数箇所でコンサートを行います。
今年は桑田佳祐さんのステージ以外に大阪城ホール、日本武道館等でライブが開催されています。
「Act Against AIDS」は、世界エイズデーに日本で開催されているコンサートイベント、
1993年から非政府組織（NGO）の活動としてエンターテイメント業界の支援を受けて始まりました。
その後活動は、やはり日本でもエイズの啓発の講演会やフリーマーケットなど多岐に渡っています。
その収益金は、海外のHIVの患者の子供達への支援のための寄付等へ役立てられています。
また、エイズ啓発のためのチラシやポスター、パンフレットへ充てられ配布されます。
「AAA」の社会活動はアーティストの協力の下、若者達の気持ちを繋いできました。
みんなで祭りを楽しむように作り上げていく恒例のイベントとして定着しています。
来年は、どんな仕掛けで、心へ響かせてくれるのでしょうか？？？ 楽しみです！！
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