Wednesday, July 08, 2009, 09:01 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
アメリカ西海岸時間の7月7日(日本時間の7月8日の未明)、
ロサンゼルスの屋内競技施設「ステープルズ・センター(Staples Center))」で
マイケル・ジャクソン(Michael Joseph Jackson)さんの
公開追悼式が行なわれました。追悼式の様子は、アメリカのCNN等3大ネットで生中継されました。
各国の放送局がやはり生放送でこの追悼式の模様をファンに届けました。
会場では、ファンおよそ2万人と、各界の著名人・大スターがマイケルの功績を偲びました。
ステープルズ・センターがあるロスの中心部のビジネスエリアで前代未聞の混乱も懸念されました。
会場周辺に「25万人〜70万人のファンが集まるのではないかと予想されている。」と発表したのは、
ロサンゼルス市警のアール・ペイシンガー氏。
前日の7月6日(現地時間)同時に「厳重な体制を敷いて備える。」とメディアに伝えました。
今回180倍の激戦の末に、追悼式に出席することができたファンの数は、正確には1万7500人。
ウェブ上のオンラインの抽選で当選した人々に配られました。
追悼式では、生前親交があった女優のブルック・シールズ(Brooke Shields)や
ライオネル・リッチー(Lionel Brockman Richie)、
モータウンのベリー・ゴーディ・ジュニア(Berry Gordy, Jr.)らが、メッセージをささげました。
ステージはマライア・キャリー(Mariah Carey)の歌で始まり、
参列者で「ウィ・アー・ザ・ワールド(We are the world)」を大合唱し会場が一体となりました。
際立ち、スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)の
鎮魂歌“ネバー・ドリームド・ユード・リーブ・イン・サマー”は圧巻のパフォーマンスでした。
マイケル旅立ちへの思いを込めた、この歌は世界中の人々の心に焼きついたでしょう。
スティーヴィーはピアノを爪弾きながら「このシーンを私の人生の中で見たくなかった。」と話し、
声を震わせ歌い始めました。
ピアノの温かい音と心中の悲しみが奏でるメロディー、
“I told you”“I told you”が繰り返される歌詞は、旅立つ彼にかける自然な言葉に聞こえてきました。
世界各国で人種や音楽のジャンルを超えて幅広い人気を獲得したマイケルジャクソンさん。
スーパースターの旅立ちは、誰にとってもあまりにも早かった様です。
心よりご冥福をお祈り致します。
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