****  2008Aug 7thThu   ****   京都五条坂で夢が咲く、陶器の蚤の市!夏の風物詩“陶器祭り”の会場の魅力のお話し!! 
Thursday, August 07, 2008, 11:17 - イベント
快晴の京都、観光客であふれています!今日から五条陶器祭りが始まります!
毎年、3日間で全国から50万人の来場者があるといいます。500もの小さな店が軒を連ねます。

さぁ!今日(8月7日)から始まったこの陶器まつりにたくさんの愛好家が集まります!
大正9年から始まったと受け継がれている伝統的な陶器市です!
京都五条坂と言いますと、古来清水焼の発祥の地として挙げられます。
現在の町の風景も陶芸作家の窯元、清水焼屋などが軒を連ねる、陶器通りとして有名です。

五条坂の場所は、京都の観光名所の1ツ、清水寺のある東山地区その南西にある坂です。
東大路通りから清水寺へ向かう、清水道までの坂、産寧坂(三年坂)、二寧坂(二年坂)、
六波羅蜜寺などが徒歩圏内にあります。写真↓↓↓↓↓ 清水さんのお参りの帰りに撮影しました。



今日は日差しがとても厳しく、真夏の暑さです。お昼を過ぎた頃、ウチワを片手に歩きました。
この五条のお祭りの露店には、暑い中、お客さんは一生懸命品定めをしています。
この機会にしか出されないようなB級品、いわゆるアウトレット商品や値引き商品など
京焼・清水焼をお値打ち価格で手に入れる年に一度のチャンスです。

実は、この五条陶器祭りの発端が、
この周辺の寺院や墓苑にお盆に立ち寄る方々相手に始めた陶器の蚤の市だと言います。
先ほどは現代っぽく、B級品、アウトレットと言いましたが、
陶器では「大下(おおげ)」と言い、一級品としては品質が満たないものを集めた陶器の市でした。
五条坂には、陶器の作家の窯元、卸売り店、小売店があります、この地ならではの祭りです。

500の商店が並ぶ市、普段から焼物店の前の歩道の両側にはテントで陶器や軽食の露店が出ます!
冷房が効いた店舗に入って作家の作品を鑑賞しついでに涼んでは、露店へ、と、転々と楽しめます。
お茶碗、急須、湯のみ、箸おき、コーヒーソーサー、ビール湯のみ、大皿、お茶道具など、
特に露店の店では、所狭しと並べられています。お祭りムードに店員さんとの会話も弾みます!!

最近の五条陶器祭りの魅力は、若い作家さんの作品が見られて、直に話ができる事、だそうです。
私達も実際、35歳の作家さんの、黒を基調にしたモダンなお皿や器を見ていました。
商品棚の隅に置かれた、作家さんのプロフィールを読んで、「へぇ〜〜〜。」なんて話していると、
店にいた男性に「私なんです。。。」と遠慮深く教えて頂いて、
窯元の場所や作風、京焼の魅力、なぜ陶器つくりをはじめたのか???なんて夢の話が聞けました。

京焼・清水焼のふるさと、として知られるこの地で、陶器に魅せられた若者です。
古都京都の町では、伝統の地で咲いている瑞々しい夢の形に触れらます。今の京都の魅力です。



毎年、8月7日〜10日の朝9時から夜11まで開催されています!
来年、京都・五条坂 陶器まつりに行かれる方に、1つだけご注意を。。。
露天の作家の作品のお支払いは、クレジットカードは難しいケースが多いでしょう。
お財布に、現金でお小遣いを持って出掛けましょう!陶器の魅力が再発見できる蚤の市です!!



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 1672 )

戻る 進む