Friday, November 06, 2009, 23:17 - イベント
日中は温かく、朝と夜は少々冷えました。しかし、数日前の凍える寒さほどではありません。
現在、大変な人気のスポットがあります!150分待ちで、ディズニーランドもUSJも敵いません!笑
↓↓↓↓↓ 写真 その人気スポットが、奈良が誇る世界遺産の興福寺(こうふくじ)です。
友人が携帯電話で撮影した境内の写真を送って下さいました。 ♪♪♪ ありがとうございます!
姉妹とお母様と出かけられたそうです。よい天気で“キレイに写真がとれました!”と頂きました。
興福寺は、藤原氏の祖である藤原鎌足とその子藤原不比等のゆかりの寺院として知られます。
古代から中世に強大な勢力を誇りました。古都、奈良の文化財であり、世界遺産です。
友人ご家族が奈良の興福寺に出掛けたのが、文化の日の祝日である11月3日。
「興福寺国宝特別公開2009 お堂でみる阿修羅」の展覧会会場へ並ぶ最後尾が、150分待ち。
参拝者は、滅多と見られない、興福寺に収蔵されている像などの宝物を見ようと詰め掛けます。
今年、奈良・興福寺は今年、創建1300年を迎えています!
実は、その記念の展覧会を東京で 94万人、九州で 71万人が来場し、大盛況でした。
その宝物の興福寺への帰還、また、年に一度の南円堂の特別開帳と共に、参拝者を迎えています。
なんと言っても、これまで大変に話題を呼んでいるのが、“阿修羅像”です。
734年(天平6年)将軍万福らによってつくられた“八部衆”のうちの一体の阿修羅像です。
展覧会の主催の新聞社の記者は、幅広い年齢層に“阿修羅ブーム”を巻き起こしたと書いていました。
この阿修羅像は、天平初期の芸術と言われ、彫刻によって阿修羅の姿をイキイキと表現しています。
三面六臂=一体で三つの顔と六つのひじを備えている姿です。
もっと深い話として、“八部衆”は仏教を侵害した邪神として知られています。
阿修羅像が持つ 6本の手は、邪神の名残と言われています。
“八部衆”は仏教の悟りを開いた釈迦(しゃか=釈尊)の元に帰り、仏法の守護に専念した、
と言い伝えられているそう。
少々難しい話になりましたが、専門家からは、特にその神々しい表情を大変評価しています。
その評価によりますと、
3面ある阿修羅の顔は、本来恐ろしい阿修羅の姿ではなく、あえて少年の顔にし若さが溢れています。
また、東京・九州と移動した阿修羅像など出展された仏像は、
会期が終わる毎に、興福寺の僧侶により、の魂を抜く法要が各会場で執り行われている、と言います。
私は、仏教徒ではありませんが、こうして阿修羅像の話を聞くだけで神秘的な世界に引き込まれます。
最後に、↑↑↑↑↑ 写真は国宝の五重塔、730年(天平2年)に光明皇后の発願で創建されました。
1426年(応永33年)に再建され、木造の塔としては、日本で2番目の高さの50.8mです。
興福寺には多数の国宝の建造物、天平の時代の宝物が安置されています。
秋の一日を神秘に溢れる、古都で過ごしては、いかがですか???↑↑↑↑↑ 鹿もいたんですね!笑
| このエントリーのURL | ( 3 / 2158 )
戻る 進む