Thursday, August 06, 2009, 23:13 - イベント
「長崎の鐘」が鳴り響きました。長崎市松山町の平和公園です。
人々の深いメッセージを込められ鳴らされます。今日(8月6日)から長崎・原爆の日(9日)まで、
・平和への思い
・新たな核廃絶の誓い
を広く訴えるための「平和を告げる長崎の鐘を鳴奏会(ならそうかい)」という市民イベントです。
今年(2009年)で2回目、「広島原爆の日」から始まり「長崎原爆の日」まで、願いを発信しています!
今年は長崎市内の教会や寺、神社にも同時に鐘や太鼓を鳴らすよう呼びかけ、賛同を得ています。
初日の今日、長崎原爆が投下された時刻、午前11時2分に、最初の鐘が鳴らされ、
参加した多数の市民や観光客が、平和への思い巡らせ世界の核廃絶の誓い、を新たにしました。
さて、今日は広島・原爆の日。広島市に原爆が投下されてから64年の日を迎えました。
今日、甲子園に出場する広島県代表の如水館の選手らも、大阪市の宿舎で黙とうをささげました。
広島市内の平和公園では、恒例の記念式典が開催され、国内外から、およそ 5万人が参列しました。
記念式典では、原爆死没者名簿が、慰霊碑に納められます。
今年の原爆死没者名簿には、26万3945人の方々の名前が載せられました。
去年の原爆の日から、 この1年間に亡くなった人や新たに死亡が確認された人の名前も加わりました。
また、式典には、これまでで最も多い 59カ国の駐日大使などが海外から参列しました。
そのうち 12の国は、今年初めての参加で、かつ核兵器を保有していると言われている国です。
イスラエル等が挙げられます。
戦争のために、原爆で亡くなった方々を追悼すると共に、一刻も早い核兵器の廃絶を訴えかけました。
式典の平和宣言では、広島市の秋葉忠利市長が、オバマ大統領の核廃絶の意思表明を支持しました。
「核兵器のない世界を目指す」とオバマ大統領のフレーズを述べ、
今後も、皆が力を合わせて、核兵器廃絶を実現させる未来を、と世界を意識して呼びかけました。
私は、この式典の中で、こどもさんの代表が読んだ「平和への誓い」が大変、印象に残っています。
「闇から目をそむけず」、と誓いを述べました。
また広島原爆の日の今日、小学6年生の生徒さんが平和学習から学んだ事について意見していました。
人が語り伝える事の大切さを感じました。
広島原爆投下の日から64年を迎え、世界各地で人々が集い、平和を願う深い祈りに包まれました。
ささやかではありますが、犠牲者の方々へ哀悼すると共にご冥福をお祈り致します。
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