*****  2008Dec 5thFri   *****   全国で頑張る鉄道、津軽鉄道にストーブ列車導入!というお話し! 
Friday, December 05, 2008, 23:46 - イベント
関西の街中でも「今日の夜は、雪が降る!?」と、まで言われる程の冷え込みでした。

先週、ちょっぴり寂しい、でも温かいニュースがありました。「0系新幹線の定期運転の終了。」
私はそんなに鉄道に詳しくない方ですが、ファンの方々のドキュメンタリーを見て感動しました。
昭和39年から、夢の超特急として走り続けた初代の新幹線0系。
2008年11月30日、それを見送るファンの方々の忙しく長い一日は祝福ムードで終結しました。
そして、最新のニュースによりますと、
臨時に引退記念企画として明日(12月6日)と13日、14日、0系が復活します!
新大阪ー博多の間で、この3日間で合計6本が臨時で「さよなら運転」します。
この便の乗車券全240席は完売しています。
名残惜しい気持ちを胸にたくさんのファンが集まりそうです。

今日の写真は2007年にシンガポール国立大学で北京語を学んでいた時の授業中のおやつ!
ある国からの華僑の留学生の友人から、母国のスナックだとお裾分けを頂きました。
↓↓↓↓↓ 写真 左側「干し柿」、 右側「ポークジャーキー」です。

下段の写真が、その友人の国の通貨です。どこの国からの留学生だかお分かりですか???

   正解は、ベトナムです! 両方、日本のおやつに似ています。味はパンチがきいています。笑
こんなおやつを車窓の景色を眺めながら列車の旅をしてみたいです!今日は列車の旅!について。

 



さて、今日の話題は、がんばれ!! 津軽鉄道!というお話しです。
これまで何度も存続があやぶまれた伝統の津軽鉄道にストーブ列車!の季節がやってきました。
1930年に開業した青森県の津軽五所川原〜津軽中里(中泊町)の間、およそ20kmを走る列車です。
今週、12月1日からこの津軽鉄道に登場したのが冬限定の季節列車のストーブ列車!です。

だるまストーブって分かりますか???石炭を燃料にした昔ながらの懐かしい形のストーブです。
2両編成のこの列車には、そのだるまストーブが、一両に2台ずつ据え付けられます。
ストーブの上でするめを焼いたり、とうもろこしを焼いたりしている和やかな車内の様子が
ニュースで伝えられていました。津軽の冬の風物詩として観光客に人気です!
時々、車掌さんが石炭をくべにやって来ます。今年の「ストーブ列車」の運行初日、
講談師のトークショーや南京玉すだれが車内で披露されました。

これから、厳しい寒さを迎える津軽地域、
雪深い日には吹雪のために辺りが真っ暗になってしまう程、だそうです。
地面に降り積もった雪が、風によって吹き上げられる現象、地吹雪も起こります。
その間を駆け抜ける津軽鉄道、乗客はストーブで「暖」をとって温かい列車の旅を楽しみます。

これまで津軽鉄道は、1930年の開業以来、戦時中を除いて運行されてきました。
しかし、近年、車両の老朽化がが進んでいて、そのために費用もかさみ経済的に苦し状況です。
これまで何度も、休止を検討されてきているそうです。
その度に、根強いファン達の声に応えて、存続のための対策を練って危機を乗り越えてきています。
「津軽鉄道応援写真集」の出版や、路線のレールのオーナー制度で会員として愛好家を募ったり、
季節限定のイベント列車を運行したり、して津軽鉄道の魅力を広く宣伝してきました。
中でも、イベント列車はいかいにも楽しそうな内容です。季節毎に特別列車が走ります!
例えば、夏は風鈴列車、秋は鈴虫列車、その他には、アコーディオン奏者が登場するうたごえ列車、
また、ビール飲み放題のビール列車等もあります。
こうした仕掛けで乗客同士が会話できそうですね。アットホームな雰囲気も魅力の1ツでしょう。

このストーブ列車は、津軽五所川原〜津軽中里(中泊町)の間、往復2時間の列車の旅で、
来年の春(2009年3月31日)まで毎日、2往復します。乗車運賃の他に300円が徴収されます。
津軽鉄道の寒い冬はこれからです!ストーブの前から広がるぬくもりが魅力の季節が始まりました!



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