****  2008Sep 5thSat   ****   草むらの弦楽奏者は日本人の左脳にアルファー波を作ります!のお話し! 
Saturday, September 05, 2009, 23:52
夜になると、“秋の気配”を感じます。涼しい風が吹き、しのぎやすい気候です。
最近、草むらから、虫の声が聞こえ始めました。コオロギの季節です。
日本列島、本州の中部から、西日本、と地域が広がり、9月の下旬頃には日本中で聞こえます。
コオロギの鳴き声は、“弦楽奏者”に例えられます、ハネをすり合わせて鳴いているからです。

また、先週 Ristorante FUWA le の記事でも、ちらっとふれましたが、
近頃は、昼間のセミの大合唱は楽団員の数が日に日に減ってきています。
そのセミの鳴き声は、お腹を震わせて鳴いていることか、“声楽奏者”と言われています。

これから、草むらからは、マツムシ、鈴虫、など、様々な分類の演奏家の音色が聞こえる季節です!

 

今日の話題は、秋の夜長に癒しの空間を演出してくれる、その虫の音色について。
人の心を癒す音を“アルファー波”と言いますね。脳波を聴覚からアルファー波へ誘導します、
アルファー波1/fのゆらぎ、ヒーディング、と呼ばれる音の効果です。

さて、最近の大ブーム、何事も“脳で科学する”、アルファー波は直接的に関係がありますね。
では、右脳・左脳、どちらの脳が反応しているか!?なんて考えたことはありますか?
右脳・左脳と切り分けて考えたときには、日本人特有の結果が出るんだそうです。

それは、虫の音色、木々の音、など自然の音に限っての実験結果です。
実験では、西洋人または、日本人以外の東洋人では、右脳のみにアルファー波が見られます。
しかし、日本人は、左脳にもアルファー波が確認できたそうです。

この結果から、専門家たちは、一般的な癒しの音がもたらすアルファー波の効果、
“創造力”、“ストレスの解消”、“脳の活性化”の効果等に加えて、
“集中力”、“記憶力”、“学習能力”などのアップ、また、物事を理論的にとらえる、など
右脳と左脳それぞれに力を発揮する、としています。

音のもたらす心の調律は、犯罪行為、心理学の医学の分野で積極的な研究が行われています。
古くは、バッハの時代。“睡眠薬”の代わりとして作曲されたと言い伝えられた曲があるほどです。
“ゴールドベルク変奏曲”です。機会のある方はお試し下さい。笑
また、ヒーディングミュージックなど、CDやデータなどオーディオを通してを聴くことがあります。
その際、注意点があるそうです。より一層効果が高まります。私も早速先ほどから実行しています!
スピーカーは、遠くに置いた方が良いんです!遠くから聞こえる音程、心地よく感じるんだそうです。

風鈴の音、風の音、美空ひばりの声、宇多田ひかるの声、バッハの楽曲のピアノ演奏、炭琴の伴奏、
それぞれ、左右どちらの脳にアルファー波を作り、心に影響しているんでしょう。考えてみます。笑



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