*****  2008Dev 4thThr   *****   ぱ〜〜〜っと辺りを照らす点灯式!伝統のロックフェラーセンターのクリスマスツリーのお話し! 
Thursday, December 04, 2008, 23:49 - イベント
ここ数日、とっても温かい関西地方。今年も神戸の冬の風物詩、ルミナリエの季節がきました!
今日(12月4日)夕方の点灯式を前に、たくさんの方が会場へ集まりました。
               「ルミナリエは点灯の瞬間が最も幻想的!」
それゆえに、点灯の少し前から会場は小さな明かりがいっぱいになったそうです。
会場に集まった方々がそれぞれ、持っている携帯電話のカメラ画面が、無数に光っていたんです。
点灯の瞬間を映そうと、待ち構えていたのでしょう。点灯の瞬間を上手く納められたんでしょうか???2008年の神戸のルミナリエについては、後日に!去年(2007年)のはバックナンバーをご覧下さい!

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さぁ!そして、世界に“クリスマスの到来”を告げる、世界で最も有名なクリスマスツリー、
マンハッタンのロックフェラー・センター(Rockefeller Center)で点灯式が開催されました。

ニューヨークの巨大クリスマスツリーと言えば!アイススケートリンクの前のツリーですね!
ロックフェラー・センターはマンハッタンの五番街にある複合施設で、
70階の高層ビルや19の商業ビルからなる、街の象徴的な存在です。

1933年からイベントとして定着し、今回(2008年)で76回目の点灯です。アメリカ時間の12月3日、
「3 Three・2 Two・1 One」と会場に集まった方々が声を揃えて点灯までカウントダウンしました!

高さおよそ22m、重さは8tという今年のツリー。お隣ニュージャージー州の住民から贈られました。
ノルウェートウヒという種類の木。頂上には直径3mのクリスタルでできた星が輝いています!
およそ3万個の明かりが灯されました。この点灯によってニューヨークの街を活気づけます。

2008年の冬、アメリカの景気後退や世界大恐慌など、経済の不安がいつまでもささやかれますが、
このロックフェラーセンターのツリーが始まったのも大恐慌のさなかの事でした。
1929年10月のアメリカの株価は大暴落し、1日で1289万4650株が売りに出されました。
このアメリカ経済の不況が世界へ繋がり大恐慌へと波及しました。
1930年、ロックフェラーセンターの名前にも由来する大富豪ジョン・D・ロックフェラーによって
建設が始まります。そのビルの建設現場の労働者達によって祝われたクリスマスがきっかけです。
翌年の1931年に、6mのツリーが広場に建てられました。
現在の様に点灯式などセレモニーが行われるイベントに定着したのはその2年後の事です。
大恐慌の中、建設計画の変更もしつつ、立派にロックフェラーセンターとして完成されたのが
1939年、9年間の歳月が流れています。ウォール街やアメリカの金融の影響を受けて建設されました。
さぁ!今年も環境配慮のシンボルとしてLED(マルチカラー発光ダイオード)が使用されています。
去年から従来の白熱電球のところ、節電に配慮して切り替えられました。消費電力は3分の1です。
一日あたりの消費電力、3510キロワットが1297キロワットに節電されると、言います。
この取り組みで「生活の中で環境の配慮を意識してもらいたい。」との願いも込められました。

このロックフェラーセンターの巨大ツリーは、来年(2009年)の第一週まで飾られます。
飾られた後のツリーは、毎年住宅建材としてボランティア団体などに寄贈され役立てられます。
去年(2007年)は、大型ハリケーン・カトリーナで家をなくした家族のための住宅の一部に、
今年は、貧困者のための建築の活動を行っているボランティア団体へ贈られます。

ロックフェラーセンターには、アメリカを代表する大企業が入居しています。
NBCをはじめと地元放送局、マスコミ、エンターテイメントの企業が本境地を置きます。
ニューヨークの伝統クリスマスで、心が温まるような嬉しいニュースを発信してもらいたいです。





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