****  2009Nov 3rdWed  ****   震災後の復興・再生の“守護神”に高さ18mの“鉄人28号”完成!神戸・長田の元気のお話し!! 
Wednesday, November 04, 2009, 23:44 - イベント
寒い一日のスタートでした!神戸の自宅の温度計は室内で、16℃、暖房器具を慌てて出しました。

今朝(11月4日)は、日本の各地でこの秋以降の一番の冷え込みになりました。
気象庁によりますと、各地で初氷が観測されています。
気温は、11月下旬から12月上旬の気温まで下がり、
長野で−1.3℃、水戸で0.8℃、宇都宮で0.9℃、甲府で1.8℃と発表しています。
この冷え込みの原因は、放射冷却現象で、高気圧に覆われたために地表の熱が奪われたためです。
しばらくは、日中は温かい日が続くと言います。今夜は昨夜の様な厳しい冷え込みは無いそうです。

数日の天気予報を聞き、ほっとしました。とは言え、皆様ますますお体にはご自愛なさって下さいね。



さて、今日の写真、喜んで下さっている、
“鉄人28号”または“横山光輝作品”ファンの方々いらっしゃるかもしれません?!

遂に本物を見てきました。正直、想像以上の迫力で、わくわくしました。
高さは15.6mのモニュメント像です。この像の鉄人が立つと、18mのなるように製作されました。
元の作品は、漫画を実写、ラジオ、アニメになっています、アニメーションの鉄人28号の実寸です。
重さは50t、鉄骨と耐震性鋼板ででできています。

この鉄人28号のモニュメントは9月の下旬に完成したばかり、
セレモニーからは今日(11月4日)でちょうど1ヶ月です。
阪神淡路大震災の被害がひどかった地に神戸・長田があります。
この鉄人28号のモニュメントは、震災の復興と・商店街の活性化のシンボルとして製作されました。
神戸は、鉄人28号の作者、横山光輝さんが青春時代を過ごした町です。

製作したのは、特定非営利活動法人「KOBE鉄人PROJECT」です。
「KOBE鉄人PROJECT」は、長田区の商店の店主が集まり結成しています。
製作の総工費は1億3,500万円。そのうち、4,500万円は神戸市から補助金が出されました。
残りの費用は、地元の個人や企業からの寄付・協賛金でまかなわれたんです。

このプロジェクトは、構想3年、満を持しての完成となりました!
これからは、この鉄人28号のモニュメントが長田の町をを見守る“守護神に”と言われています。
完成セレモニーの際に、兵庫県の井戸敏三県知事のスピーチの言葉の1つが“守護神”でした。

またセレモニーには、
兵庫県知事、神戸市の矢田立郎市長らが参列し、鉄人28号に町として期待する事が話題に登りました。
・地域の子供達や産業を支える人々に夢を持ってもらう
・中心市街地活性計画に採択されたたことで、長田町の再生することで神戸を飛躍させる
・町の安定的に反映させる など。

私にとっても馴染み深い町です。実は、ちょうど1ヶ月前、中国語教室で完成のニュースを知りました。
初老の生徒さんのお一人が、このプロジェクトに参加し、TVのインタビューに出演していました。
このモニュメントの目と鼻の先で、喫茶店を経営しています。
“鉄人28号に会いに来たら、うちにも来てくださいね!”と、生徒さん達に地図を配布していました。
「KOBE鉄人PROJECT」が始動してからの3年の間、
地元にプロジェクトを認知してもらい協力をお願いする活動も行ってきました。
これから、全国から横山光輝作品のファンが、鉄人28号を見に、この地を訪れます。
その際、“また訪れたい。”“誰かに勧めたい。”と思ってもらえる町作りを目指しています。

大人も子供もわくわくできる“鉄人28号”のモニュメント、是非、実物を見に来てくださいね!
後日、Ristorante FUWA le でグッツ販売や周辺で開催されているイベントもご紹介します。
                                お楽しみに〜!



  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 2084 )

戻る 進む