Sunday, May 04, 2008, 22:56 - 健康・栄養
さぁ!昨日の Ristorante FUWA le では、家庭料理の筍メニューで運気アップ!の勧めと
風水における開運フードについてご紹介しました!
「旬」の食べ物は、新鮮なうちに食べると栄養価も高くカラダに良い、というのも分かりました。
今日はとれたての春のタケノコの調理について!特に!!フレッシュさが求められる食材です!
竹林で、太陽の光があたっていない、土の中に埋まっているものを、午前のうちに採ります!
「産地直送」の後に、「朝掘り露ふくみ」なんて言葉が添えられるのが、「それ」です。笑
タケノコは昔から 「湯を沸かしてから掘れ」 と言われています。
掘ったら、急いで調理します!というのも、時間が経つほど、筍のアクが強くなります。
そのため、採ってから、下ごしらえのアク抜きをするまでの時間は、短ければ短いほど理想的です。
下茹ですることで、アクが抜けて、エグ味も取れて、筍自体の新鮮さを保つことができます。
筍の調理では外せないポイントが、このアク抜きです。赤唐辛子と米ぬかを使います。
ゆでた後は↓↓↓↓↓ 写真 しばらく水にさらします、こうして、ぬかの臭みを取ります。
みなさんは、旬のタケノコ料理で「春先の出会い物」!とまで言われるのは何だか分かりますか???
「春の旬の筍と新ワカメ」の組み合わせを使った料理、全般を指してこうした代名詞で呼びます。
この季節、ご家庭でも筍とわかめを使った煮物や汁物が味わえますね!
我が家では、その代表格 「若竹煮」を作りました!さらに、もう1種、春の味覚を加えました!喜
春先から初夏が食べごろの若いさやえんどう、きぬさやを添えています。↓↓↓↓↓ 写真
タケノコ掘りに行かなくとも、八百屋さんの店頭でも春の筍が登場します!
八百屋さんに並ぶ筍は、アク抜きが済んでいますが、家庭で丸一本筍を料理することがあります。
筍は部位によって硬さが違います。だから、同じ筍でも、柔らかく調理して風味を味わうのか、
繊維の独特の歯ごたえを楽しむのか、・・・と。料理によって使い分けると、より美味しく仕上がります。
ここからは、これまで懐石料理や京料理店で頂いた、春らしいタケノコを使った料理の写真と共に、
どの部位がどのお料理に合うのかをご紹介しましょう!和食独特の華やかな器もお楽しみ下さい!
↓↓↓↓↓ 写真 懐石料理などではこの季節欠かせない定番のメニュー!筍の木の芽和え!
内側の柔らかい「姫皮」の部分や先端の穂先は、和え物や酢の物、椀種、吸い物の具、サラダに!
中央の部分は輪切りにして、煮物、揚げ物、また原形のまま焼き物などのメニューに使います。
↓↓↓↓↓ 写真 シャキシャキした食感を残して調理されます。ふきと木の芽がベストマッチです!
根元は、繊維が多くて硬いですが、薄切りにして、たけのこご飯、炒め物、揚げ物に最適です。
最後に、筍の栄養効果について。
たけのこは、たんぱく質と食物繊維が豊富で、ビタミンC、B2、ミネラル類も多く含まれています。
健康への効果は、豊富な食物繊維が、大腸がんや便秘の改善など整腸効果で生活習慣病の改善、
また、カリウムが、体内の過剰塩分を排泄して、高血圧やむくみの予防にも作用します。
うまみの成分のグルタミン酸、チロシン、アスパラギン酸等のアミノ酸は、疲労回復の効果もあります。
春の季節の味覚、海の物、山の物、畑の物、どんな食材とも相性が良いのが筍です!!
やわらかな色の筍を使った季節感あふれる家庭料理を食卓へ一品添えて、
是非!!ご家族を喜ばせてあげて下さいね!笑
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