*****  2008APR 2condWed *****    「厄年」と「桜の名所 徳島県・薬王寺」のお話し! 
Thursday, April 03, 2008, 22:46 - イベント
さぁ!日本列島、桜前線の北上が連日伝えられています。4月3日、神戸・高松・奈良で満開、
今後、4月7日頃、新潟・仙台、4月13日頃、長野、4月20日頃、青森での開花が予想されています。



ニュース・情報番組では、各地の桜の名所からの生中継が風情たっぷりに届けられます。
紀伊水道を見渡すことができる、四国の徳島県、四国霊場、薬王寺の桜は満開です!
境内には150本の桜があり、ソメイヨシノの花は隙間も無くぎっしりと、咲き乱れていました。
薬王寺は、「厄除け」「厄祓い」でも有名で、四国はもとより全国からお参りに来られます!
境内には、還暦を迎えた方が登る61段の「厄坂」、33段の「女厄坂」、42段の「男厄坂」、
それぞれ厄を迎えた男女が一段一段祈りを込めながら、
お賽銭などを階段の隅へ置きながら上がっていくという独特のお参りの風習があるあそうです。

さて、人事の様にお話ししておりますが。実は私は、今年大厄を迎えています。
一般に女性の数えの年齢で、19歳、33歳、37歳は厄年。
男性は数えの年齢で、24歳、42歳、61歳が厄年とされます。
特に、男性の42歳と女性の33歳は「大厄」と呼ばれています。
男性の42歳は「し(4)に(2)」、女性の33歳は「さん(3)ざん(3)」と語呂も不吉と言います。
古くから、凶事や災難に遭う確立が高いので十分な警戒をするべきだという教えがあります。

先日、お参りした大阪市北区の通称「お初天神」露天神社(つゆのてんじんじゃ)にも、
厄年の表が境内に掲げられていました。↓↓↓↓↓ 写真 この日、一緒にいた友人の女性は、
「私、また厄年なのよ!」と、昭和47年生まれ、大厄の後、すぐ次の厄を迎える感じ、だそう。

 

日本人の間では、かなり根強い習慣の1つ、「厄年」です。
その昔、平安時代には既に始まったとされています。陰陽道(おんみょうどう・いんみょうどう)
で、教え広められた思想。厄災が多く降りかかるとされる年齢。
みなさんご存知の通り、陰陽道は古代の中国で生まれた自然哲学思想で、
陰陽五行説を起源として独自の発展を遂げた自然科学の呪術等を理論的に組織した知識の1つです。
では、諸外国では「厄年」の考えはどうなんでしょうか???
陰陽道や神道、仏教が伝えられた国意外にも、同じような習慣がある地域があります。
主にキリスト教国家に挙げられる国では、イギリス、スペイン。
イスラム教国家として色濃い、エジプトやトルコにも同じような風習があります。

日本国内においても地域や宗派などによって「厄年」細かい年齢やしきたりは違います。
また、日本の習慣の「七五三」も厄払いが起源とされています。
そうなると、広い意味で言いますと、厄年の最も若い年齢は数え年の3歳が初めです。

その年の、縁起の悪い出来事などを神仏のご加護を受けて未然に防ぐ習慣が厄払い・厄除けです。
逆に言えば、厄年の考えでは、その年、いつもより慎重に過ごすことができるのかもしれません。
自分自身や周囲の人達への災いや凶事、健康管理などへの注意を促す、
人生における大切な時期が、この年齢に定められているのでしょう。はい!心して、過ごします。。。



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