Sunday, November 09, 2008, 22:58 - 美食
東京は12月の中旬の冷え込み、関西地方の各地域でも気温は15度に達しませんでした。
しばらくは、気温はさほど上がらない天気が続くそうです。
さぁ！今日の写真は、東南アジアでお馴染みのフルーツの屋台です！！
上段の写真は、去年の今頃シンガポールからタイへ渡りました。ナイトマーケットの様子です！
タイには豊富な南国フルーツが実ります。食事でもオカズ感覚の料理した果物が並びます。
下段の写真は、
シンガポール在住の2年間で何度も出掛けたフードフェア！タイのフルーツサラダのショップです！
（タイの屋台料理について詳しくは Ristorante FUWA le のバックナンバーをご覧下さい。
☆☆☆☆ 画面右側の「サイト内検索」に「タイ料理」とキーワードを入力して下さい！ ☆☆☆☆
特に2007年11月20日の記事には、タイの路上マーケットの屋台料理について満載です！
***** 2007Nov20thWed *****
シンガポールからひとっとびタイをまるかじりの話！PART6〜路上マーケット編〜）
そして！今日の話題は、最新の農業新聞からの記事です！
今、福岡のマダム達 7人で作った、絶品！おいしい梨使った「梨の蜜」が季節を迎えています。
これは、福岡JA筑前あさくら杷木地区のご婦人達、「ラ・フランスグループ」が生み出した商品です。
梨の産地です。「一生懸命梨を作って海外旅行へ行こう！」と1988年に結成されたグループ。
このグループが2年ほど前に、規格外の梨の活用のアイデアとして、製品発売にこぎつけました。
今では季節限定で頂ける、この「梨の蜜」、味は定評を得ています。
実は、もう既に去年（2007年）に、メンバー念願の海外旅行、台湾へ売り上げで出掛けたそう。笑
失敗の産物として、この「梨の蜜」は誕生しています。
ジャムを作っていたのが煮つめすぎて、飴色にまで・・・、しかし食べてみると大変おいしい！
というのが製品化のきっかけです。2006年の事でした。
梨を愛する地元の方々がこだわりぬいてできた自慢の蜜です。
コクと風味を深めるために、ジャムを作るのと同様に、梨の果汁が 100％使われています。
つまり。無添加＝砂糖や甘味料を使わずに、旬の梨の甘さだけ！「天然の甘み」！というのがウリ！
その甘さは、はちみつより控えめで、パンにぬったり、豆腐にかけたり、上品な甘さが味わえます。
原料は規格外、とはいえ、梨がた〜〜〜くさん使われていて贅沢な逸品です！
その使われる梨の量は、
この製品を 1�垪遒襪里法△覆鵑� 30個〜50個もの畑からとれたての梨が必要です。
その上、手間隙がかけられています。梨の果汁を 7時間ひたすら煮つめます！
ご想像の通り、そのガス代も大変なものです。売り上げの半分がガス代で消えていってしまいます。
そのため、梨の蜜を作り始めた頃は、経費も手探り状態が続いたそうです。
グループのメンバーで、
加工所の家賃・必要な器具・光熱費・原料費など、全て割り勘にしていたそうです。
また、この梨の蜜の製造工程には、グループの方々の地元の梨への思いも感じることができます！
手塩にかけて育てられた梨を「無駄なく使う」ことへのこだわりです。
果汁 100％と、言いましたが、その搾りかすさえも、廃棄しません。
米ヌカや堆肥として利用します。こうして、製造工程の最後まで「自然」で作られています！
この蜜の特徴は、梨の酸味と甘みの絶妙のバランスです。さらっとしていて、優しい甘さ。。。
梨の果実の味を知っているからこそ、生み出すことができた絶品と言えるでしょう。
ちなみに、このメンバーのマダム達の次回の海外旅行の目標は、ご主人と同伴でハワイ旅行です！
なんだか幸せがいっぱい詰まった、旬の梨を使った「梨の蜜」の話題です。
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