****  2008Jun13thFri   *****    バイキング料理生誕50周年の日本の2008年の夏!?のお話し!  
Friday, June 13, 2008, 22:06 - 美食
今朝は、昨日と変わって晴天での夜明け、梅雨の中休み!
天気予報では、先月(5月)26日以来、30℃を越す真夏日の予報が各地で伝えられました。

さぁ!!今日の話題は「この夏、日本で50周年!!を迎えるバイキング料理」について!!です。

今日の写真は、去年(2007年)の12月、カンボジア・シェムリアップへ旅行した時の夕飯です!
当時、住んでいたシンガポールから世界遺産のアンコールワットで有名な町を旅してきました。
日本で言う、バイキング形式の食事で、カンボジア料理を味わいました!
特に、麺類はコクのあるスープにベトナムのフォーに似たお米からできた麺が格別でした。喜
中華料理の様なしっかり味付けされた肉や野菜などの具材がトッピングされていました!

(カンボジア・シェムリアップの趣のある町の風景と笑顔のあふれる人々の姿!是非ご覧下さい!
☆☆☆☆  画面右側の「サイト内検索」に「カンボジア」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆☆)



日本では2008年の夏、バイキング料理が50周年という節目の年を迎えます!
バイキング料理の発祥地は、東京・帝国ホテルの17階のレストランです。
                   「バイキング」という言葉が生まれたのも同じです!

英語では、ビュッフェスタイル、と呼ばれます。食べ放題の形式で多種類の食事が食べられます。

1958年に、オープンし人気を博したバイキングレストラン、驚くことにその値段は・・・
                     当時の物価で都内の一流ホテル1泊分の宿泊料金!
                     ランチが1200円、夜が1600円(現在の4万円程)でした。
それでも、多くの客が詰めかけ大繁盛し、そのスタイルの飲食店が瞬く間に全国に広がりました。
当時の日本人にとっては活気的な食べ放題、その多くの店で連日満席の状態が続きました。
慣れない人々は、食べきれない料理を弁当箱に詰めて帰ろうとする人もでていたそう。
今では、すっかりお馴染みの食事形式です!好きなバイキングレストランはありますか???

今日TV番組で、バイキングレストラン誕生の秘話が紹介されていて、大変興味深いものでした。
1957年に、スゥエーデンのスカンジナビア航空が開いたパーティーに、そのルーツがあります。
東京→デンマーク・コペンハーゲンの空路の開設祝いの祝賀会で世界各国の来賓を迎えました。
この席で、会社が自信を持ってふるまった料理が、
スカンジナビア地方の伝統料理の   「スモーガスボード」でした!
「スモーガスボード」はスゥエーデンの言葉で=「パンの上に載せる具のテーブル」という意味。
その料理の起源は、農民の収穫祭の持ち寄り料理、つまりはホームパーティーの様なものです。
スカンジナビア地方の豊富な魚介類をふんだんに使ったこの料理。
加えて、ニシンの酢漬けやうなぎの燻製など、長時間でも保存の可能な料理が多かったそうです。
これを味わったのが、当時の帝国ホテルのレストランの支配人でした。
直感的に「日本人にあった味覚で、好みの物を自由に食べる方式が日本でもうけるだろう!」と、
                     豊富な種類の料理を一緒に
                     好みの物を各自のボリュームで自由に取り分ける方式
そのアイデアを日本へ持ち帰りました。社内公募で名前も決まりました。
「バイキング」という名前は、当時の海賊映画からヒントを得ています。
海賊が宝を掘り当てて、たくさんのご馳走を並べて豪快に食事をするシーンが言葉の由来です。
ちなみに、「VIKING」=ビーキング とは、8〜11世紀の北方ゲルマン族の通称です。
スカンジナビア半島やデンマークを根拠地として海上からヨーロッパ各地を侵攻しました。

こうして、翌年!!満を持して日本で初めての「バイキングレストラン」が堂々開業しました!



現在は、各地で多種多様なバイキング料理が楽しめます。

                     とにかくおなかいっぱい食べたい!!
                     甘いものを多種類少しずつ食べたい!!
                     豪華なこだわりの味を集めて食べたい!!
                     家族揃って仲良く楽しくおいしく食事がしたい!

さまざまなニーズに合った食事の場を提供してくれています。喜



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