*****  2008Mar12thWed   *****    シンガポールという土地が生み出した新しい味!しょうゆ!の話し 
Wednesday, March 12, 2008, 23:37 - 美食
今日の日中、気温は20度を越えて、4月中旬・下旬並みの天気とも伝えられました。

さてさて!昨日のRistorante FUWA leでは、
イギリスのイギリスの民間の会社の調査結果についてアップしました。
2年連続で外国に住むアジア人の中でシンガポールは世界で一番暮らしやすい国!に輝きました。
その理由に、「母国のいるように感じられる」、という意見もあったそうです。

2年間のシンガポール滞在で、暮らしで「食」は大きく影響する、と感じられました。
日本料理・韓国料理・中華料理・マレー料理・インドネシア料理・インド料理・イタリア料理・
フランス料理・スカンジナビア料理・台湾料理・タイ料理・ベトナム料理・プラナンカ料理。
それぞれの料理を、本場の味で味わえる飲食店があります。正に多国籍の食文化が交差しています。
今日の写真は、シンガポールの代表的な食事の中から「たれ」が欠かせないお料理です!
高級中華料理の飲茶、おかゆ、庶民的な屋台(ホーカーズ)でのローストチキンです!

 

さて、3月7日のシンガポールの地元紙からの記事におもしろい記事がありました。
シンガポールの国立大学と日本の食品会社「キッコーマン」とが、しょうゆを共同開発した!と、
いうものです。しかも!そのしょうゆいは漢方薬が入っているんです!驚
中華系の人々が人口の76.8%を占めるシンガポールでは、中国の文化を生活で色濃く残します。
漢方薬もその1ツです!商業施設や街中には漢方薬の専門店、
またチャイニーズドクター(東洋医学)の専門医による漢方薬の処方は暮らしに溶け込んでいます。
国立の大学と日本企業との共同研究のこのしょうゆ、どんな仕上がりなんでしょうか???
このたび、シンガポールと香港の2カ国で同時に発売されています!また、味付けは2種類あります!



実は、2005年シンガポール国立大学とこの日本企業とが共同設立した団体があります。
この団体は、調味料や食品の研究・開発を目的としています、
今回のこの漢方入りしょうゆは、その初の商品!!となりました。
和と中の伝統文化の意外なコラボレーションによって、どんな相乗効果が生まれるんでしょうか?
こうして異文化の伝統を守りつつ融合する、新しいアイデアの商品化、
シンガポールの風土を象徴する多国籍国家、「ら・し・い」取り組みです。
中国の伝統的な漢方薬と、日本料理の代表格の調味料しょうゆ、今後が気になります!





  |  このエントリーのURL  |   ( 3 / 1884 )

戻る 進む