****  2008Aug15thFri   *****   京都の夏の夜を彩る!!五山の送り火!!のお話し!  
Friday, August 15, 2008, 18:33 - イベント
級友からメールが届きました!阪神タイガースの試合が観戦できるビアガーデンから!笑
残念ながら今夜の試合のムードと同じく、盛り上がりに欠けたのだとか。。。

さぁ!お盆のお休みに入り、神戸の街にもたくさんの帰省ついでの同窓会が行われています!
三宮の繁華街駅には、団体で待ち合わせをする若者達でごったがえしていました!!

私事、一通りのお盆の行事が済みました。残すところ明日の送り火でご先祖様のお見送りです!
お休み明けの Ristorante FUWA le 今日は“送り火(おくりび)”について!!です。

今日の写真は、 Ristorante FUWA le の夏休み中撮影した写真!神戸を代表する港の風景です!
海外からの友人を連れて三都物語(大阪・神戸・京都)しました。自然が混在した夜景!きれいです!





8月の上旬京都で過ごしました。京都の人々からたびたび聞かれた言葉が「送り火」でした。
関西ではお盆を締めくくる代表格の行事です!ならの高円山文字送り火と並んでいます!
京都の送り火は、五山送り火と呼ばれていてます。京都の四大行事の1ツでもあります!
山に「大」という文字が浮かびあがる光景が有名、京都のお土産のイラストにも使われています!
文字通り「五山」=5ツの山で行われます。

そのうちの1ツ、「大」の文字が描かれているのは「如意ヶ岳」、通称、「大文字山」です。
それで、大文字のかがり火と呼ぶ事もあります。「大文字さん」と地元の方は山を呼びます。
それには、この山の存在を重んじた人々の気持ちが表れていて、尊称だと言います。
ご存知の通り行事の送り火には、宗教的な意味がありますね。



そもそも送り火とは、仏教的な意味があり室町時代から様々な規模で開催されています。
小さくは家庭の玄関先、地域の年中行事として、そして山の送り火・海の送り火とあります。
お盆の間この世に戻ってきているご先祖様の魂を、再びあの世へ送り出そうと言う行事です。
海の送り火は「灯篭流し」「精霊流し」の事です。各地域のやり方で、全国で行われています!



京都の五山送り火は、残り4つの山も含めて各地域で景観が規則で保護されています。
京都市の眺望景観創生条例といいます。眺めが損なわれないように建物に配慮されている程です。

五山のかがり火で、点火される文字はそれぞれ、異なります。
浄土寺の「大文字」、松ヶ崎の西山・東山に「妙・法」、西賀茂の船山に「舟形」、
大北山に「左大文字」、嵯峨鳥居本の曼陀羅山に「鳥居形」と決まっています!
起源は平安、江戸時代など諸説あり、この点火の場所は他にいくつもあったと言われています!

明日、旧暦の7月16日夕刻、晩の点火、古都京都の街が独特の風情が増します。
みなさんはどうして過ごしますか???家庭や地域の送り火はどんなものですか???




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