*****  2008Oct 1stThu   *****   ピンクリボンで世界を繋ぐ「乳がんをなくす」キャンペーンのお話!  
Thursday, October 02, 2008, 18:03 - プチニュース
台風15号は昨日(10月1日)午前9時九州沖で温帯低気圧に変わり、日本列島秋晴れが戻りました。
さぁ!今日の話題は、乳がんの死亡率低下に向けた「ピンクリボン運動」について。
今この運動の一環で、世界各国の有名な建物がピンク色にライトアップされています!

ピンク色に点灯されている場所は、日本「東京タワー」TBSの放送センター「ビックハット」
オランダ「アムステルダム・アリーナ」イタリア「アレーナ・ディ・ヴェローナ」
中国北京「ミレニアム・モニュメント」アメリカ「ロサンゼルス空港」です。

NPO法人日本乳がんピンクリボン運動「J.POSH」が毎年行っている病気への理解を深める月間、
大切な“いのち”をつなぐピンクリボン活動に賛同したものです。
乳がん検診の早期受診、早期発見のシンボルになっているのがこのピンクリボンです。
このリボンは、本来、乳癌と戦っている人々の努力を広く呼びかけるシンボルとして着用されます。

今日の写真は、
イタリア、ローマの「コロッセオ」、およそ5万人を収容したという古代の巨大円形競技場です。
今回の、ピンクリボン運動では処変わって、イタリア北部の都市、ヴェネト州ヴェローナにある
アレーナ・ディ・ヴェローナ(Arena di Verona)が特別ライトアップされています!
コロッセオと同じ古代ローマ時代の屋外闘技場の跡地、現在は夏の屋外オペラの公演で有名です。



10月の1ヶ月間が「ピンクリボン運動」の強化月間で、
企業が商品の購入を通じて社会貢献しようという活動も行っています。
具体的には、百貨店で、グローブホルダーやマフラー、アクセサリーなどの商品を買いますと、
その売り上げの一部が日本対がん協会の「乳がんをなくすほほえみ基金」へ寄付されます。

この寄付つき商品を売り出しているのは、新宿高島屋です。
今年でキャンペーンへの参加は3年目、商品開発の規模を拡大してへ取り組んだそうです。
客の7割が女性が占める百貨店、そこで女性の役に立つ活動を積極的に!というのがきっかけです。

この、世界に広がっているピンクリボンの輪、乳がん検診のススメの活動。
実は、日本の乳ガンの発病と検診普及のおかれている現状は大変厳しいものです。
NPO法人J.POSHの調べによりますと、50〜69歳の世界の乳がん検診受診率、日本は 5.6%。
フランス88.5%、アメリカ72.5%、イギリス70.1%など、諸外国と比べると非常に低い値です!

日本人女性の20人に1人が乳ガンにかかると言われています。
去年(2007年)1年間では1万1414人が乳がんで死亡しています。
現在、女性のかかりやすいガンの部位別の1位が乳がんです。これまで1位の胃がんを超えています。
年代別の乳がん患者数は、9割が40歳以上の方々です。ただし、20〜30代も例外ではありません。
乳がんは発見が早いほど助かる可能性が高いと言われています、9割は助かります。



乳がんとは乳房組織にできる悪性腫瘍、女性ホルモンエストロゲンが原因となる事が多いそうです。

食の欧米化に伴って乳ガンの発病も増加しています、その数は4万人を超えると言われています。

今日、看護師の友人と「ピンクリボン運動」について話をしました。
乳癌検査は個人の医院の単位でも受けられる検診で、マンモグラフィー、超音波、触診の検診、等、
その日に結果が分かる程、検査自体は手軽なものだと言います。
発見が遅れることで死に至る病気、とにかく、早期発見が急がれる、と教わりました。

恐怖心と、「私に限って」そんな気持ちが検査から遠のいてしまうのかもしれませんが、、、
「乳がんの早期発見」!!お互いに声を掛け合って検診に足を運びましょう。

今月は、世界各所でピンク色のライトアップやリボン、グッズなど様々な形で
ピンクリボン運動の思いを結んで、女性達の心へ呼びかけています!



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