Wednesday, April 23, 2008, 21:26 - 健康・栄養
今日の東京の気温は21.6℃、その東京よりも温かい26℃というのが、北海道・札幌の今日の気温。
これは、7月上旬の気温、今の時期の平年の気温は13℃。
北海道は、ここ数日温かい天候となり記録的な天気となっています。
既に、6日連続で日中の気温が20度越え、これは4月の天気としては1961年以来の記録。
また、3日連続25℃を越える夏日に。平年の気温と温度差が10℃以上の日が続いています!
一方、旭川でも今年、観測史上一番早いソメイヨシノの開花宣言!平年より2週間も早く開花です。
現在、桜は満開で見ごろを迎えています。
気象予報士さんの見解では、この記録的な北海道の春の温かさとなった天気の理由には、
最近北海道の南側が高気圧の通り道となり、温かい空気が入りやすくなっているとのことです。
さて!こうした気候の変化、朝晩の気温の差、雨の日、晴れの日の気温の差などで、
体調管理の難しくなっています。そこで!今日の Ristorante FUWA le では、健康の助っ人!
先週、記事でちらっとふれました、ピロリ菌対策に挙げられた、「マヌカハニー」について。
(4月17日の記事をご覧下さい!
***** 2008APR17thThr ***** 健康診断「ピロリ菌検査」の必要性のお話し!
☆☆☆☆ 画面右側の「サイト内検索」に「マヌカ」とキーワードを入力して下さい! ☆☆☆ )
実は、私がマヌカハニーに出会ったのは、去年、シンガポールでの早朝の番組を担当している時。
DJ仲間の一人が「免疫力を高める健康食品」として教えてくれました。
当時、時間の不規則な生活を余儀なく送っていたため、その後、健康管理に役立てていました。
ハニー=蜂蜜です。毎日、朝、帰宅後、寝る前、スプーン2杯ずつ、紅茶に混ぜたり、
ヨーグルトに添えたり、時間の無い時には、そのまま口に含んで食べたり、も、しました。
実は、日本に帰国後の今でも家の冷蔵庫には、マヌカハニーを欠かしていません!
では、マヌカハニーって何でしょう?
マヌカは、ニュージーランドの「Leptospermum scoparium」という花。
Manukaはポリネシア諸語の一つ、マオリ族のマオリ語です。
日本の学名はギョリュウバイ(御柳梅)、ピンクや白の花を咲かせます。
そのマヌカの木に咲く花から採れる蜂蜜です!
そのニュージーランドの原住民族のマオリ族が、
古来より、このマヌカを「癒しの木」と呼んで、薬の1つとして珍重してきました。民間薬の様な存在!
マヌカの木の葉や樹皮を傷薬、炎症を和らげる薬として利用しています。
また、その強力な殺菌性や抗菌性を把握した上で、風邪や熱の予防や胃薬として煎じていました。
ニュージーランドの医学博士の研究結果から、現在は、世界中で知られる栄養補助食品です。
摂取することで、喉の痛み、血行促進、胃潰瘍、ピロリ菌など胃腸の除菌など整腸、の効果。
また、マヌカハニーを布などに塗って傷口や火傷、床ずれなどの外傷や皮膚の炎症の治療、など
医療現場でも活用されているそうです。
健康食品の市場でも大変人気のある商品です。蜂蜜、栄養補助食品、甘味料として、飴など。
市販されているマヌカハニーにはその成分の効果を数値化して販売しているものもあります。
食べ方は、トーストやビスケットに塗ったり、ヨーグルトに混ぜたり、一般の蜂蜜と同じです。
味は、普通のはちみつと比べますと、濃厚でクリーミーです。キャラメルの様な味わいです。
ヨーグルトや紅茶に混ぜても、しっかりとマヌカハニーの味が残ります。存在感のある味です。
摂取の注意は、抵抗力が比較的低い1歳に満たない乳幼児には食べさせてはいけません。
また、アレルギーを持つ体質の人も、十分に注意が必要です。
ニュージーランドの原住民族マオリ族の知恵が現代にもこうしてしっかり引き継がれています。
英語では「Tea tree(お茶の木)」と言って、昔、お茶の変わりに飲んでたという説もあります。
なお、「マヌカの桃色の花が美しい」ために栽培され始めたと言われているんですよ。
そのマヌカの花、ニュージーランドへ出かけた時にはお目にかかりたいです!
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